周りの男性をいいように操り支配している感覚がたまらないと悦に入る。育児なめすぎ夫[122]|くまおのマンガ堂

前回のお話
夫いちろうさんの会社では、部長のネクタイを絶賛する後輩白石さんの姿がありました。「部長さぁ~ん!今日もとっても素敵ですぅ!そのネクタイ新しくないですかぁ?「おっ!よく気づくなぁ。実は娘からのプレゼントでね(ハート)」デレデレ状態の部長を見て「あ~、男ってホント単純!そのうちコイツも私の便利くんにしちゃおっと!」と白石さんはほくそ笑むのでした。すると、「ところで、プレゼン資料は大丈夫か?来週の会議までに頼むぞ」と言われた白石さん、「もちろん!ちゃんと作ってますよ(便利くん6号いちろうがね~)」と笑いながら答えました。

夫が育児をなめくさってる件[122]


「ピロリン!」会社の後輩白石さんのスマホが鳴りました。「!6号(いちろう)からだわ」白石さんは「えっ!もう資料できたのかな?やだぁ~早すぎぃ~」思ったよりいちろうさんの仕事が早いと喜んでいました。

「それってつまり・・奥さんや子どもより、私のお願いを優先したって事だよねぇ~・・・」想像しながら優越感に浸る白石さんは、「あぁ~ん!この男を支配してる感覚、たまんなぁ~い!!」と満足そうな笑みを浮かべました。

そして、「いちろう、健気だよなぁ。ご褒美に5号に昇格させてやろうかな?」と言った後、「どれどれ~!なんて書いてあるかな~?」白石さんはメッセージを開きました。

「は!?」メッセージを読んだ白石さんの表情は途端に曇りました。

世渡り上手で要領の良い白石さん、「ピロリン」スマホが鳴り、「6号(いちろう)からだわ」とメッセージが届いたのを確認しました。「えっ!もう資料できたのかな?」とウキウキな白石さんは、「奥さんより子どもより私のお願いを優先したってことだよね・・」と満足そうな様子。「この男を支配してる感覚、たまんない!」そう言った後で「健気ないちろうを、5号に昇格させてやろうかな」そう呟きながらメッセージを見た白石さんは「は!?」途端に表情を曇らせました。
白石さんが自分の仕事をいちろうさんに押し付けたツケはきっとどこかで回ってくると思います。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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