家庭を顧みず仕事を優先した夫に家族を捨てた事の重大さを思い知らせる。育児なめすぎ夫[11]|くまおのマンガ堂

前回のお話
育休を取るから、と会社に泊まり込みで家にも帰らず仕事をしていた夫のいちろうさん、なんとか仕事を終えて会社を出た後、「やっと終わった~!かおりの好きなもの買って帰るか!」と喜び勇んで帰宅したのですが、「帰ったじょぉ~!!」と言っても出迎えようともせず、座ったままのかおりさんに「何日か帰れなくてごめんね。でも今度こそ育休取ったから。こはるも元気だっ・・」と話しかけたところ「何しに来たって聞いてんだよ!!」とかおりさんは恐ろしい形相で答えました。

夫が育児をなめくさってる件[11]


「何しに来たって聞いてんだよ!!」と凄むかおりさんに「なっ、何しにって・・帰って来たんだよ。ここは僕の家だから」と伝えると、かおりさんが「1ケ月・・」と言いました。

「え?1ケ月?」そう聞き返すいちろうさんに「アンタが私たち家族を捨てた期間」とかおりさんが言い、それを聞いたいちろうさんは驚きました。「すっ、捨てた!?捨てたって何だよ!!僕はお前たちのことを忘れた日なんてないぞ!!」とかおりさんに訴えたいちろうさん。

「アンタの気持ちなんかどうでもいいんだよ!家に帰らないって普通にありえないから」かおりさんに恐ろしい表情で言われ「だ・・だから」とたどたどしく話すいちろうさんに「仕事でしょ?知ってるよ。でもさ、帰っては来れるよね!?出張してるわけでも、分刻みのスケジュールをこなしてるわけでもないんだから」とツッコまれて、いちろうさんは言葉が出ませんでした。

すると「なのに帰って来ないアンタが信じられないんだよ!!奥さんの心配とか、子どもに会いたいとか、これっぽっちも思わないわけ!?」かおりさんは目に涙をためていちろうさんに訴えました。

家に帰らず仕事を優先したいちろうさん、「何しに帰って来たんだよ!!」と言われ「ここは僕の家だから」と伝えると、「1ケ月・・アンタが私たち家族を捨てた期間」と言われ愕然とし、「捨てたってなんだよ!!僕はお前たちの事を忘れた日なんて無いぞ!」と反論したところ「アンタの気持ちなんてどうだっていい!家に帰らないなんてありえない!奥さんの心配とか子どもに会いたいって、これっぽっちも思わないわけ!」かおりさんは涙ながらに思いを訴えました。
家族の為に育休を取る前に仕事を片付けていたいちろうさんでしたが、かおりさんに相談や報告も無く帰って来なくなったら不安や大変さもあり納得できないかもしれませんね。
次の話

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[くまお]
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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1ケ月という期間の重さがかおりさんといちろうさんではかなり違うようです。かおりさんの思いがいちろうさんに届いて欲しいですね。
[ママ広場編集部]

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