前回のお話
妻のかおりさんがストレスで倒れて入院し、娘のこはるちゃんを一人でお世話することになった夫いちろうさん。自宅に訪ねてきた義父は「仕事を舐めるな!」といちろうさんを一喝します。いちろうさんが後輩の仕事を代わりにやっていたことをかおりさんから聞いていた義父は、それは彼女の成長する機会を奪っていると諭した後、「万に一つ、君が邪な考えを持ってやっているのであれば、私も黙ってはいられんぞ・・・!」と凄みます。
夫が育児をなめくさってる件[104]
お義父さんの言葉を聞いて「・・・そっ!!そんな気持ちは一切ありません!!」と邪な気持ちはないときっぱり否定したいちろうさん。
「ただ僕が・・・僕が大馬鹿だったんです・・・」と肩を落として言いました。いちろうさんは、お義父さんの言う通り育児だけでなく仕事も舐めていたと反省。
「彼女の仕事はもうやりません。ちゃんと断って自分の気持ちを話します。かおりにもちゃんと謝って、これからはもっと力になりたいと思っています」と、お義父さんに自分の決意を語りました。
「もう遅すぎるかもしれませんが・・・」と涙ぐむいちろうさん。すると、お義父さんが突然「いちろうくん・・・君が私の家に結婚の挨拶に来た日の事を覚えているか?」と問いかけました。
お義父さんからの言葉で、自分がいかに馬鹿なことをしていたのか改めて痛感したいちろうさん。これからは心を入れ替えてやっていくと決意を語りますが、気付くのが遅すぎたと後悔します。そんないちろうさんに、お義父さんは結婚の挨拶の日のことを尋ねました。結婚の挨拶の日、どんなやり取りがあったのでしょうか。
次の話
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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