夫が自分にはナイショで義母と将来の事を勝手に決めてしまっていたらどうしますか?
今回は、母親にべったりのご主人が、騙すようなやり方で義母と敷地内同居を始めてしまったお話です。
[1ー1]【夫は母依存】え?ここ義兄の家でしょ?
結婚3年目の美月さん。この日は久しぶりに義実家へ遊びに来ました。
同じ敷地内では、義父母のすぐ隣に戸建てを新築中。結婚が近い義兄のカズヤさんが住む家を建てているのだそうです。
・・・美月さんは夫のタクヤさんからそのように聞いていました。
うるさくてごめんなさいね、と言う義母も、もうすぐ完成するカズヤさんの家を眺めながら
「式は挙げないんだけどね、ここなら土地代かからないし、早い分にはいいかなって」
と嬉しそうです。
美月さんは、思いがけずその家の内覧に誘ってもらい、喜んで義母について行きました。
素敵な内装!大きな窓からは義父母の家が目の前に見えます。
内装を褒められ、義母は嬉しそうにキッチンの動線にこだわったことも教えてくれましたが、
「・・・あと、ほら!うちもよく見えるでしょ?」
と、窓の位置のこだわりもあったようです。
義実家がよく見えることがこだわり・・・?
少し違和感を覚えた美月さんでしたが聞き流しました。
義母に家をどう思うか聞かれた美月さんは、もちろん素直に答えました。
「とても素敵だと思います~」
すると・・・
まさかのことばが義母から発せられたのです。
「ほんと!だったらこの家住まない?」
えっ、と一瞬なにを言われたのかわからない美月さん。
今内覧している家は、義兄の家だと義母も話していたところなのに・・・どういうこと?
続きます
次の話
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi