「お義母さん達にずっと住むって言ってないよね?」その言葉に取り乱す夫

住む場所が近くなったせいか、義母の踏み込み方は以前よりも強くなっていました。合鍵を使って断りもなく家に入ったり、私宛の荷物を勝手に開けて中身を見たり・・・プライバシーゼロな行動に頭を抱えつつも、「家賃がかからないから貯金し放題」「3年間だけの辛抱」と自分に言い聞かせ、受け流す毎日を送っていました。
今日は休日。庭でゆっくり洗濯物を干していると、道路のほうから義母と近所のおばさんの話し声が聞こえてきました。「あら、タクヤくんこっち戻ってきたの~?」「そうなのよぉ、お嫁さんも一緒にね~」どうやら私たちのことを話しているようです。

「あらいいわね~じゃ、お孫ちゃんももうすぐ?」「それがね~タクヤには早くって言ってるんだけど、お嫁さんが働いているから・・・」私は今の仕事にやりがいを感じていて、子どもは仕事が落ち着いてからと、タクヤと話し合って決めています。急かされても困るので、そのことは義母にもきちんと伝えていました。

すると義母はにこやかな表情で「まぁ、いずれは辞めてもらう予定だけど」とさらりと言いました。その言葉を聞いた瞬間、私は思わず固まってしまいます。子どもは欲しいと思っているけど、仕事を辞めるつもりなんてこれっぽっちもありません。それに、義母が私に仕事を辞めてほしいと思っていることも、この時初めて知りました。

「そうなるわよね、じゃ、孫のお世話これから楽しみじゃない」義母とその友人はすっかり盛り上がっていました。その様子を横目に、私の頭の中は疑問符だらけ。仕事を辞めてもらう?孫の世話?そもそも私たちは3年でここを出ていくはずなのに、どうして長く住む前提で話が進んでいるの?

その日の夜。私はタクヤに「ねぇ、ここに住むのは3年くらいなんだよね?」と確認しました。タクヤは当たり前だと言わんばかりに「ん? そうだよ」と答えます。続けて私は、「お義母さん達にずっと住むって言ってないよね?」と念のため尋ねました。

私の言葉にドキッとしたのか「えっ?」と聞き返すタクヤ。「お義母さんが近所の人にそう言ってたの聞いたんだけど?」と伝えると、「なっ、なんだそれ・・・ただの世間話だろ?気にするなよ」と焦りながら言いました。
休日、庭で洗濯物を干していると、義母と近所のおばさんの話し声が聞こえてきました。建物の陰から耳を澄ませると、話題はどうやら孫のこと。すると義母が「嫁にはいずれ仕事は辞めてもらう、孫の世話が楽しみ」と言いました。3年でこの家を出る予定なのに、どうして長く住む前提なんだろう・・・と疑問に思った美月さんは、その日の夜、念のためタクヤさんに「お義母さん達にずっと住むって言ってないよね?」と確認します。するとタクヤさんは「ただの世間話だよ」と答えながらも、どこか焦ったような表情。なんだか怪しい・・・美月さんはタクヤさんをじっと見つめました。この家に住むのは3年間だけと約束したはずなのに、なぜか長く住む前提で話をしている義母。タクヤさんも何か知っていそうですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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とりあえず、しっかり避妊しよう!
お母さんにも近所の人にも「3年経ったら出ていく」って言えばいいんだよ。旦那には「3年経って遠くに引っ越さなかったら離婚」と言えばいい。もちろん録音を忘れずに。義母も旦那も嫁を騙して甘く見てる このまま介護もやらせるつもりだよ。3年もったいないから早めに離婚したほうが良いと思うよ。仕事辞めて妊娠したら離婚できなくなるから。