バツの悪そうな顔をして「そんなに問題になると思ってなかった」と言う夫

3年間という期間を決め、義兄のカズヤさんが住む予定だった家に引っ越してきた私たち。荷物の搬入と片づけを終え、隣の義実家で夕飯をご馳走になっていると、カズヤさんが仕事から帰ってきました。私の顔をじっと見つめたかと思うと、突然「俺、単身赴任もしないし結婚もないから」と言いました。義母から聞いていた話と全然違うじゃない・・・私は何か知っていそうなタクヤを問いただしました。
「タクヤ!どういうこと?お兄さん単身赴任も結婚の予定もないってなに?」私が声を荒げると、タクヤはバツの悪そうな顔をして「うん・・・そうそう聞いていたけど、もう俺らが住むって決まってたしさ~」と言いました。

「それでも話してほしかったよ、こんなだまし討ちみたいな状態・・・」嘘をつかれたことが悲しくて、言葉に詰まってしまいます。タクヤはそんな私を見て困ったように眉を下げ、「母さんも美月に住んで欲しいって言ってたし貯金できるし、言わないことがそんなに問題になると思ってなかったんだ」と言いました。

「・・・もう隠してることないよね?」念のためタクヤに確認すると、彼は慌てて手を振りながら「ないない!」と否定しました。どこか引っかかるものはありましたが、本人がそう言うのなら・・・今回はひとまず信じることにしました。

「3年くらいで出ていくって伝えてあるから!引っ越しも終わったし、しばらくは・・・な?」目を合わせようとしないタクヤに不信感が募ります。しかし、引っ越しを済ませてしまった以上、私たちはここで暮らすしかありませんでした。
義兄のカズヤさんから突然「単身赴任もしないし結婚もないから」と言われて驚く美月さん。当初義母から聞いていた話と違う、と夫のタクヤさんを問いただすも、「言わないことがそんなに問題になると思ってなかった」とそこまで深刻だと思っていない様子。「3年くらいで出ていくって伝えてあるから、な?」タクヤさんへの疑いが拭いきれない美月さんでしたが、引っ越しを済ませてしまった以上、ひとまずここで暮らすしかない・・・と自分を納得させました。義母とタクヤさんはグルだったということですね。美月さんを騙してまで、義実家の近くに住みたいのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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信用できないでしょ、この夫
子供出来ないうちに逃げた方が良い
旦那の嘘つきー!「3年」って言ってたのに、「ずっと住む」って言い出しそうな気がする。
まだ、何か隠してそうな気がする。