「彼女と同棲することにした」義兄が義実家を出る宣言

義実家の敷地内に建てられた、カズヤさんが住むはずだった家は、最初からタクヤと義母が画策し、私たちが住むための家だったと知り、知らんぷりしていたタクヤに騙されたとすっかり幻滅。
「ずっとお義母さんといた方がいいんじゃない?」と冷めた目で突き放しました。

すると、「ほっ、本当にそれが理由か?兄ちゃんと・・コソコソ出かけて浮気してんじゃねーの!?」と、自分のことは棚に上げ、カズヤさんと私を疑うタクヤ。

「もうっほんと・・んなわけないでしょ・・お義兄さんとは何もありません!!」タクヤの根も葉もない勘違いに呆れつつ、そうキッパリ答えていると、
「母さん、ドアに張り付いてなにしてんの?」と声が聞こえました。

すると、ガチャッっとドアが開き、「・・あっ、美月ちゃん来てたんだ」とあらわれたのはカズヤさん。その後ろにこそこそ隠れるように義母が立っていました。
「みんないるし、丁度いいや」カズヤさんはそう切り出すと、「俺、この家出ることにしたから」と言いました。

「え?どうして急に!?」と慌てる義母と、「まさか美月と・・」とまだ疑っているタクヤ。その言葉を聞いて「お前バカなの?」とカズヤさんも呆れてながら、「イヤイヤ、彼女と同棲することにしただけだけど?前々から一緒に住みたいって言われてたし・・」と言った後、

「どうせタクヤこの家にずっといるんだろ?これを機にね」弟を少し蔑むようなカズヤさんがそう言うと、「えっえっ?っ彼女!?いるの!?」と知らなかった重大ニュースに動揺した義母は、「もしかして結婚するの?」「初めて聞くんだけど!!」「ねぇ、ねえ!!」とカズヤさんの肩を掴んでユサユサと揺さぶりました。
自分は義母と画策して美月さんを騙し、義実家の敷地内に同居しておきながら、美月さんの言葉には何も答えようとせず、都合が悪くなると義実家へ逃亡。はぐらかされて話し合いも叶わず、家を出ることを決意した美月さんがうんざりするのも当然。タクヤさんとは違い、カズヤさんがまともなのが唯一の救いですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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母親の関心(ターゲット)が、長男に代わって目が覚めるのかな?
それとも嫉妬に駆られて、呆れ果てた奥さんから完全に見限られるのか?
母親は、散々次男だけをちやほやしていたんだろうね。
それが結婚しないと思っていた長男が結婚する!?となった途端コロッと手のひら返し。次男から長男へ執着し始めそう。
長男はこういう差別的な母親にウンザリしてたんじゃないの?
夫クンよかったね。大好きな母と二人で暮らせるじゃん。