[13]夫は母依存|否定するのも面倒くさい。妻と兄の仲を怪しむ夫に敢えて無言を貫く

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前回のお話

夫タクヤさんの実家の敷地内で同居している美月さん。その家は結婚予定の義兄カズヤさんが住むために建てたものの、カズヤさんが単身赴任になり住めなくなったため代わりに住んで欲しいと義母から言われ、家賃がかからないから貯金ができるとタクヤさんにも言われたため敷地内同居を受け入れた美月さんでしたが、義母の過干渉に悩まされることに。引っ越したいと訴える美月さんとタクヤさんが喧嘩になると、タクヤさんは実家に行ってしまい戻ってこなくなります。そんなとき、カズヤさんからカフェに呼び出された美月さんは衝撃の事実を聞かされます。あの家は最初からタクヤさんと美月さんが住むために義母とタクヤさんが計画して建てたものだったのです。真実を知った美月さんに今後どうしたいか尋ねたカズヤさんは、タクヤさんとは別れたくないけれどあの家には居たくないという美月さんに物件を探すよう伝え、自分も不動産会社に一緒に行くと言いました。それ以来、美月さんとカズヤさんは週末になると二人で出かけるようになり、その様子を見て義母はハラハラ。そして、美月さんとカズヤさんが頻繁に二人で出かけている様子を見ていたご近所さんから「変なことになってない?」と心配され「大丈夫よ」と笑って答えながらも気が気ではない義母。週末のたびにカズヤさんと出かけていた美月さんは、ある週末タクヤさんから「まだ帰ってないみたいだけど、今どこ?」と聞かれると「私、もうそっちに帰らないから」と返信。慌てて電話をかけてきたタクヤさんに、美月さんは「新しく部屋を借りた」と告げます。理由を聞かれた美月さんは、タクヤさんが実家から帰って来ず、今の家を出たいと相談しても聞いてくれないからだと伝えますが、タクヤさんは「もしかして、兄ちゃんと住むのか?」と美月さんとカズヤさんの仲を疑います。

1話目から読む

夫と義母にはしばらく勘違いさせておこう

私が家を出て新しく部屋を借りたと伝えると、タクヤは「兄ちゃんと住むのか?」と私とお義兄さんの仲を疑う発言。

はぁ~・・もうホントいや・・。私とお義兄さんが一緒に住む?そんなあり得ないことを考えるタクヤに呆れ果てた私は「明日会社だからもう寝るね」とだけ言って電話を切りました。あぁ・・疲れた。全身の力がガクッと抜けました。

その後、タクヤから話を聞いたようで義母から「もう帰って来ないってどういうこと?今どこにいるの?一度帰ってきて!」とメッセージが届き、タクヤからは「今どこにいる?全然帰らなくてごめん。どうして黙っていなくなるんだよ」と謝罪のメッセージが届きました。

ピコンッ。ピコンッ。ピコンッ。その後も、タクヤと義母から何通もメッセージが届きました。「止まらない・・。でも、もうしばらくヤキモキしてもらおう」そう思い、私はタクヤと義母に返信することなく寝てしまいました。

次の日の朝。義実家ではお義兄さんが「あっ。そうそう。週末に美月ちゃんが鍵返しに来るって」とだけ言ってさっさと仕事へ出発。タクヤは「え!」と驚き、義母は「どうしてお兄ちゃんが知ってるの!?」と困惑していたそうです。

美月さんが家を出て新しい部屋を借りたと知ったタクヤさんは、美月さんが自分の兄カズヤさんと一緒に住むのではないかと疑いました。あり得ないことを疑うタクヤさんに呆れた美月さんは、否定することなく電話を切りました。その後、美月さんにはタクヤさんと義母から何通もメッセージが届きますが、美月さんは無視。翌朝、仕事に出かける間際にカズヤさんが「週末に美月ちゃんが鍵返しに来るって」と言うと、タクヤさんは「え!」と驚き、義母は「どうしてお兄ちゃんが知ってるの!?」と困惑していました。
美月さんとカズヤさんの関係を疑う義母とタクヤさん。敢えて否定しないことでヤキモキさせる作戦ですね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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