「別れたくないけどあの家にはいたくない」妻の本音

タクヤが義実家に行ってしまって2週間が過ぎ、「どうしてここにいるんだろ・・」と落ち込みました。そんなある日、仕事帰りに偶然出会ったお義兄さんに、「明日の仕事終わり空いてる?話しておきたい事があって・・」と言われ、翌日カフェで待ち合わせすることに。義母が勝手に作った合鍵を差し出して「本当ごめん・・」と謝った後、義母と夫が企てた計画を聞くことになったのでした。
そして・・「えっ!じゃあ・・あの家は最初から私たちが住む予定だったってことですか?」驚きながらそう言うと、「うん・・母さんとタクヤで計画していて・・途中までは俺も美月ちゃんが了承してると思ってた・・」と話すお義兄さん。

「俺が美月ちゃんが知らないって気づいた時にはもう家が建っていたから、母さんに内緒にしてほしいってお願いされて・・。俺もその時仕事が忙しくてまぁいっかって思ってそのままにしてた」申し訳なさそうに言うお義兄さんは、

「でも、引っ越した日に美月ちゃんが楽しそうにしてるのを見て・・」と引っ越しの日を思い出しながらお義兄さんがそう言い、

「美月ちゃんさぁ・・俺、単身赴任もしないし結婚もしないから」と言ったと話してくれました。

そして、「あの後母さんとタクヤに口止めされて今まで言えなかった。でも、タクヤもこっちに戻って来て美月ちゃんにやっぱり本当のこと言わなきゃって・・だから俺も悪いんだ・・本当にごめん」と謝るお義兄さんに、

「そうだったんですね。いえ、話していただいてよかったです・・ありがとうございます」とお礼を伝えました。

そして、「・・だから、タクヤは出て行く気はないと思う。美月ちゃんが折れるのを待ってるんじゃないかな?」お義兄さんの言葉に何も言えない私。

すると、「美月ちゃんはどうしたい?」そう聞かれ、「私・・タクヤとは別れたくないです。でも・・あの家にはもういたくありません」と伝えました。

それを聞いて、「了解!・・とりあえず、美月ちゃんは次にタクヤと住む物件を探してくれる?不動産会社に行くときは、申し訳ないけど俺もついてっていいかな?」お義兄さんがそう言いました。

そして後日。
お義兄さんと私が車に乗って出かけるのを、義母が窓からじっと見ていたのでした。
カズヤさんからタクヤさんと義母が企てた計画を聞いた美月さん。カズヤさんが住む予定だった家ではなく、最初から美月さんたちが住む計画だったと知り絶句。この時まで結局言えなかったことを謝るカズヤさんに、「美月ちゃんはどうしたい?」と聞かれ、「タクヤと別れたくないけど、あの家にはいたくない」と本音を伝えた美月さんに、不動産会社に一緒に行くと言ったカズヤさん。そんな2人で出かける姿を窓から見ていた義母、新しく何か企みそうですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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元夫と付き合っている時から「同居は無理」と言っていました。「同居しなくて良い」と言う事で結婚して子供が出来たら手のひら返しで元義父母と一緒に「長男なんだから同居は当然」と言った嘘つき夫。
子供連れて離婚しました。
主人公もそうすれば良いのに。
別れたくない?なぜ?
義母と一緒に騙していたのに?