「お義母さんから電話あるといけないと思って」朝食をずらして確認

部屋に籠ったカナコは「どうしてわかってくれないの?電話がくるの、ご飯を食べている時や映画を観る時じゃない」心の中で呟きながら涙が溢れました。すると、義母に電話したとユウタがドアの前で言い、「お義母さんに電話したの?」と驚くと、「どうして急にワガママ言うんだよ?」と言われ、「ワガママなのかな?」と考えていた時に、「あ・・もしかして・・お義母さんが電話する時間って・・」と思い当たったのでした。
そして次の日の朝。一人で食事する私を見て、「おはよ。あれ?先に食べてるの?」と起きてきたユウタが言い、「お義母さんから電話があるといけないと思って」と答えると、

「え?朝はないよ~。いただきまーす!」そう言ってご飯を食べようとすると、プルルルルと電話が。「あれ・・母さんだ・・」とユウタが呟いた後、電話に出るのを見て、「・・・」無言の私。

話し声を聞きながら、「やっぱり・・!お義母さんは、私とユウタが話すタイミングを狙っている」と確信しました。

その理由とは、実は昨夜、義母にメッセージを送ったのです。
「夜分遅くに申し訳ありません。今日は電話に出られず申し訳ありませんでした。明日の朝は、ユウタさんとゆっくり話す時間があるので、今後のことを話したいと思います」

まだ義母と話しているユウタの話し声聞きながら、そっと部屋を出た私。すると、「え?カナコと?いや・・まだ話せないし・・うん。え?カナコ?」そう言って辺りを見回すユウタ。「えーっとあれ?いない。ごめん。出勤時間だからまた夜電話するよ」と義母に伝えたのでした。
次の日の朝。一人で先に朝食を食べていたカナコさんは、起きてきたユウタさんに「お義母さんから電話あるといけないから」と伝えると、「朝はないよー」とユウタさんが言うのと同時に義母から電話がかかってきました。実は、昨夜カナコさんが義母に「明日の朝、ユウタさんとゆっくり話す時間があるので」とメッセージを送っていたのでした。その後、ユウタさんにカナコさんの様子をたずねる義母。ユウタさんは出勤時間になり、「ごめん。また夜電話するよ」と義母に言ったのでした。
カナコさんの言う通り、朝に義母から電話があり驚くユウタさん。カナコさんの言う通り、義母からの電話は、2人の仲を裂くためにかけているようですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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