[3]義母優先夫|夫に毎日電話をかけていたのは義母だった。結婚後に知った真実に衝撃

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前回のお話

カナコさんの夫ユウタさんは、どんな時でも義母の電話を優先します。息子ショウくんの運動会でも、ショウくんの出番がもうすぐだと分かっていながら義母からの電話に出たユウタさんは、案の定ショウくんがかけっこで1位になった決定的瞬間を見逃してしまいカナコさんはモヤモヤ。結婚前の付き合っていた当時から、ユウタさんには頻繁に電話がかかってきていました。デートで映画を観に行っても、食事中でも、ユウタさんはどんなときでも電話に出るのでカナコさんはよく一人で待たされましたが、仕事の電話だというユウタさんの言葉を信じていました。

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結婚後に知った事実に驚愕。夫の電話の相手は義母だった

デート中にユウタに頻繁にかかってくる電話が仕事の電話だと信じて疑わなかった私。しかし、結婚後にそうではなかったことがわかります。
結婚後、食事の準備を終えていざ食べ始めようとすると、タイミング悪くユウタに電話がかかってきました。スマホの画面を見て「あっ・・母さんからだ」と呟くと、

ユウタは「ごめん」と言いながらすぐに電話に出ました。食事の時間帯にかかってきた電話に「お義母さん・・何かあったのかな?」と心配しながらユウタと義母の電話が終わるのを待っていると30分が経過。せっかくできたてだった食事もすっかり冷めてしまいました。

しばらくして「ごめん、ごめん」と席に戻ってきたユウタに「お義母さん、何かあった??」と気遣いながら聞くと、ユウタはきょとんとした様子で「ん?全然全然。いつもかけてくるでしょ、母さん。あれ?ゴハン先に食べてくれてもよかったのに」と平然と言ったのです。「前に仕事って言ってたのは、お義母さんだったってこと?」私はこのとき初めてユウタに頻繁にかかってくる電話の相手が義母だったのだと知りました。

その後も、義母からの電話は続きました。ある日の外食中、食事が運ばれてくるのを待っていると、いつものように義母から電話がかかってきました。「ユウタ。緊急じゃなければ食事が終わってからかけ直したら?」そう言ってみましたが、ユウタは「いや~。母さんからの電話すぐ出ないと心配させるからさ」と言って電話に出ようとしました。

「でも・・せっかく外に食べに来てるのに・・」と私が食い下がると、「だから、先に食べていいっていつも話してるじゃん。僕が親孝行するのがそんなにダメなこと?」とユウタは機嫌を損ねてしまいました。

付き合っている頃、ユウタさんに頻繁にかかってくる電話は仕事の電話だと信じていたカナコさん。しかし結婚後、その電話の相手は義母だったのだと知ることになります。いつも食事が始まるタイミングで電話がかかってきてモヤモヤしていたカナコさんは、ある日の外食中にいつものように義母からの電話に出ようとするユウタさんに「緊急じゃなければ食事が終わってからかけ直したら?」と言ってみますが、心配するからと言って聞く耳を持たないユウタさん。「でも、せっかく外に食べに来てるのに」とカナコさんが食い下がると、「僕が親孝行するのがそんなにダメなこと?」とユウタさんは怒りだしました。
楽しい新婚生活のはずが、毎日の二人の食事時間を義母に邪魔されてカナコさんは寂しかったでしょうね。ユウタさんには妻であるカナコさんの意見にもっと耳を傾けてほしいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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