「母さん・・ごめんね。今・・ショウが・・」さっさと電話を切れ!!

あれから数年が経ち、ショウが産まれてからも、ユウタの義母優先は変わらず。でも、育児に忙しく、次第に義母の電話も気にならなくなりました。そして、ショウの運動会が終わった後、ママ友達に誘われて公園へ行くことに。一緒に誘われたユウタは、「子ども達を見てるから、ゆっくり話しなよ」と言ってくれて思わず赤面。安心して公園のベンチでママ友トークをしていると、スマホ片手に子ども達から離れていくユウタさんの姿を見てびっくり!すると、ショウくんがジャングルジムから・・!!
慌てて駆け付けるも、地面に倒れて「わ~~ん」と泣き出すショウ。その声にやっと気づいたユウタが振り返ったのは、私がショウを抱きしめていた時でした。

「ショウ大丈夫!?大丈夫!?」必死に声をかけるも、「わーーん!!わーーーん!!」と泣いているショウ。「大丈夫ですか!?」すぐにツキトくんママとパパが駆け付けてたずねました。

ツキトくんのパパはお医者さん。「ちょっと診させてね」そう言ってショウの頭を診てくれました。ユウタはと言うと、「母さん・・ごめんね。今・・ショウが・・」と焦りながら義母に伝えていました。

「とりあえず様子を見る感じで大丈夫だと思うけど。急激な変化があったりしたら、すぐに救急にかかってね」ツキトくんのパパにそう言われ、「ありがとうございます」と私が言うと、

「ショウくんパパ、子どもを見ている時は、子どもから目を離さないようにしてくださいね。何が起きたかわからなかったら処置も遅れますから」ツキトくんのパパにそう言われ、「あ・・」スマホを耳にあてたままユウタは動揺していました。
カナコさんが慌てて駆け付けるも、転落して地面に倒れてしまったショウくん。ユウタさんはショウくんの泣き声で振り返ってビックリ。泣き叫ぶショウくんをお医者さんであるツキトくんのパパが診てくれ、ひとまず安心したものの、不安が残るカナコさん。すると、ツキトくんのパパがユウタさんに目を離さないでと注意。まだスマホを耳にあてたまま、「あ・・」としか言えないユウタさん、父親としても人としても、反省することが山のようにありますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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