義兄の根回しによって噂は想像以上の速さで広まっていく

ソウくんとルナちゃんの父親がトモヤさんだと判明した翌日。トモヤさんはいつも通り保育園へ2人を送りに行き、ヒマリちゃんが休みであることを告げると、先生から「急ですがヒマリちゃんは退園します、と奥様から連絡がありました」と聞かされます。すでに保育園では噂が広まっているようで、保護者たちはトモヤさんに視線を送りながら、何やらひそひそと話しています。いたたまれなくなったトモヤさんは、逃げるように保育園を後にしたのでした。
同じ頃、義母がゴミ出しに向かうと、ご近所さんたちが何やらひそひそと話している様子が目に入ります。「おはようございます~何かあった?」そう声をかけると、思いもよらない話を聞かされることになりました。

ご近所さんは「あのねぇ、これがポストに入ってて、おたくのソウくんとルナちゃんが、本当のトモヤくんの子どもだって・・・」そう言って1枚の紙を見せました。義母は思わず目を見開きます。もうご近所さんにも噂が回ってるの?まさかナオキの仕業・・・!?

「町内一帯に入ってるみたいなのよ、この紙が」ご近所さんがそう言うと、義母は動揺を隠しながら「な・・何のいたずらかしら?嫌になるわ~じゃあ私はこれで!」と何も知らないふりをして、その場から足早に立ち去りました。

その夜。保育園のみならず、ご近所さんにも噂が回っていることを知った義母は、仕事から帰ってきたナオキさんに「隣町にアパート借りるわよ!」と言いました。ナオキさんは嬉しそうな表情で「それはそれは決断が早くて助かるよ、もうアパートは契約してあるから」と言い、義母にアパートの鍵を手渡します。

「保育園でもみんな噂してたわ・・・」キョウカさんも保育園で冷たい視線を向けられたのか、ため息混じりにつぶやきます。そんな2人の様子を見たトモヤさんは、「そうだね・・・ここから1回離れたほうがいいかも」と隣町への引っ越しを勧めました。すると義母は迷いなく「あなたも一緒に行くのよ」と、きっぱり告げたのでした。
ナオキさんの根回しによって、ソウくんとルナちゃんがトモヤさんの子どもだという噂は想像以上の速さで広まっていきました。保育園だけでなく近所にまで知られてしまえば、まともに外を歩くことすらできません。そうなれば、隣町への引っ越しを急いで決断せざるを得ないのも無理はないでしょう。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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追い出すにしても、町内ポスト投函は悪手だった気がするなあ…
差出人が分かっちゃえば逆に名誉毀損で訴えられるレベルだし
三人共、最初からそうしていたらよかったのに。旦那、後は離婚届けが届くのを待つだけ。