初めて訪れた義実家は優しさと温もりに溢れていた

出張で不在がちな義兄のナオキさんに代わって義姉のキョウカさんをサポートするため、トモヤは頻繫に義実家へ帰るようになりました。妻が妊娠中でも頼まれればすぐに飛んでいくトモヤに、私のモヤモヤは募る一方。
・・・今思えば、初めて義実家を訪れたあの日がすべての元凶だったのかもしれません。
初めて義実家を訪れたのは1年前。結婚の挨拶をするためでした。義父はすでに他界しており、義実家には義母と義兄家族が暮らしていました。当時はナオキさんの仕事もまだ落ち着いていて、夫婦2人で協力しながら息子のソウくんを育てていました。

子どもが好きなトモヤは、この頃から甥っ子であるソウくんのお世話を進んで手伝っていました。「キョウカさん、ソウ見てるよ」と慣れた様子でソウくんを抱える姿を見て、いいパパになってくれそう・・・と感じたのを覚えています。

トモヤに懐いているのか、ソウくんは大人しく膝に座ってごはんを食べ始めました。「微笑ましい・・・なんだか親子みたい」私は少し離れた場所から2人を見つめます。

もぐもぐとごはんを食べるソウくんを見て「ソウ、よく食べるようになったね~」トモヤがそう言うと、義母は嬉しそうな顔をして「ナオキもトモヤも、小さい時からよく食べたから懐かしいわ~」と話しました。そのやり取りを見ていたキョウカさんも「みんなに似たのね~」と笑顔で言います。

すると「ごめんなさいバタバタしていて、ケーキ食べて食べて」と、キョウカさんが声をかけてくれました。「いただきます・・・わぁおいしい」手作りケーキに感動していると、トモヤがどこか誇らしげに「でしょ、キョウカさんのケーキ美味しいんだよね~」と言いました。
アヤノさんが義実家を初めて訪れたのは1年前、結婚の挨拶をするためでした。義実家には義母と義兄家族が暮らしていて、当時は夫婦で協力しながら息子のソウくんを育てていました。子どもが好きなトモヤさんは、この頃から甥っ子であるソウくんのお世話をしていました。膝に座って大人しくごはんを食べる様子を見て、自分たちにも子どもが産まれたらこんな感じになるのかな・・・と妄想します。すると、キョウカさんが「バタバタしててごめんね、ケーキ食べて」と手作りケーキを出してくれました。ケーキに感動していると、トモヤさんは誇らしげに「キョウカさんのケーキ美味しいんだよね」と言いました。朗らかな空気が流れる義実家。これから始まる結婚生活に胸が躍りますね。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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このダンナ兄嫁好きなんかな?
自分の妻のつわりより義姉のつわり優先てどういうこと?
しかも義姉には義母がいてくれてるのに。
逆の立場に立って考えられないんかな?