夫をあえて「パパ」と呼ばせる義姉に思わず困惑

義母が一度も「ヒマリに会いたい」と言い出さないことに違和感を覚えた私。産後で気を遣ってくれているのかと思っていたけれど、退院から数日たっても義母からの連絡はありません。「何かある・・・?」そう勘が働いた私は、トモヤにお願いして義母とキョウカさんに会わせてもらうことにしました。
数日後、ヒマリを連れて義実家にやってきた私たち。玄関に入ると「いらっしゃい!ヒマリちゃんかわいい~会えるの楽しみにしてたの~」と、キョウカさんが笑顔で出迎えてくれました。キョウカさんの腕の中には、すやすやと寝息を立てるルナちゃんの姿が。私はニコッと微笑んで「ルナちゃんもかわいい」と言いました。

すると、甥っ子のソウくんが「ぱぱぁ~」とトモヤに抱っこをせがむように歩いてきました。今トモヤのことを「ぱぱ」って呼んだ!?私は驚きのあまり言葉を失います。

「あっアヤノ、これは・・・」気まずそうに私を見つめるトモヤ。「アヤノさんごめんなさい、今はトモヤがパパ代わりだからソウも勘違いしてて」キョウカさんはそう言って、申し訳なさそうに眉を下げます。勘違い?そんなこと起きるものなの?私は怪訝な表情で2人を見ました。

「トモヤはパパみたいなものだもの~呼び方くらい気にしないわよね?」義母は笑いながら、まるで当たり前のことのように言ってのけました。・・・あえて呼ばせてるってこと?あまりに自然に受け入れている様子に、私は思わず困惑してしまいます。すると義母が「それより、もう話したの?」とトモヤに問いかけました。

「あ・・・いや、まだ」義母の問いかけに、トモヤはバツの悪そうな顔をして言いました。私が「なんですか?」と尋ねると、義母は「生活費のこと、ナオキが出て行ってから生活費をもらってなくて・・・トモヤに援助して欲しいの」と遠慮するそぶりなく言いました。
ソウくんがトモヤさんを「ぱぱ」と呼ぶことを当然のように受け入れている義実家。しかもそれを、妻であるアヤノさんの前で堂々と見せつけるなんて、はたから見れば異常としか言いようがありません。挙げ句の果てには、生活費までトモヤさんに援助してほしいと言い出す始末。トモヤさんの家族がアヤノさんとヒマリちゃんであることを忘れてしまったのでしょうか。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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拒否できないのは兄へのコンプレックスの裏返しでの優越感では?
自分のほうが兄より優れている、頼りにされている、それではっちゃけて、踊らされてることにも気づかず調子に乗って今に至るんでしょ
でもそもそも息子のDNA鑑定はしたほうがいいよ、できれば息子もね
どっちが本当の父親やら
トモヤ、キョウカ、義母もおかしい。3人グルだよ。
この3人から真実を知るのは無理だね・・・。やはり義兄に連絡を取って事情を聞いた方がいい。どんな話が出てくるか分からないけど、真実を知った上でこれからどうするかを決めたり、証拠を集めたりしないと、うまく口裏を合わせられて煙に巻かれそう。