「また義姉と義母の所にいるんだ」メッセージを送るも4時間放置


私の名前はアヤノ。1年ほど前に夫のトモヤと結婚、その後妊娠したものの、つわりがひどく思うように動けない日々を過ごしています。唯一食べられそうなのはアイスだけ。私は義実家に帰省中のトモヤに「つわりがひどくてつらいから、帰りにアイス買って来てくれないかな?」とメッセージを送りました。

トモヤから「わかった」と返信はあったものの、いつまで経っても帰ってきません。メッセージを送ってから4時間が過ぎようとした頃、私は堪らず「まだ帰れない?」と追加でメッセージを送りました。すると「キョウカさんのつわりが終わらないらしくて・・・今日は帰れないかも」と連絡が。

「またお義姉さんとお義母さんの所にいるんだ」私はスマホを見つめてため息をつきました。キョウカさんは、トモヤの兄ナオキさんのお嫁さんです。出張で不在がちなナオキさんの代わりに、トモヤはキョウカさんのいる義実家へ駆り出されることが多くなりました。妻である私のことはほったらかしにして・・・。

今思えば、1年前に結婚の挨拶で義実家を訪れたあの日が全ての始まりだったのかもしれません。初めて訪れたトモヤの実家はとても立派で、聞けば義父が亡くなった後、ナオキさんが起業して一生懸命建てたものだそう。トモヤは「今でも兄には頭が上がらない」と、ナオキさんをとても尊敬しているようでした。

「アヤノと結婚しようと思っているんだ」トモヤがそう言うと、義母とキョウカさん、ナオキさんはもちろんと承諾してくれました。私は初めて彼の実家に行くということもあってとても緊張していましたが、3人が温かく迎えてくれたおかげで穏やかに過ごせました。
妊娠中のアヤノさんは、頻繁に義実家へ帰る夫のトモヤさんに不満を抱えていました。つわりがひどくて思うように動けず、唯一食べられるものはアイスだけ。頼みの綱であるトモヤさんに、アイスを買って帰るよう頼むも、4時間もほったらかし。痺れを切らしたアヤノさんが再度連絡すると、「キョウカのつわりがひどくて帰れない」と言われてしまいます。キョウカさんは、トモヤさんの兄ナオキさんの妻で、出張で不在がちなナオキさんの代わりに、トモヤさんは義実家へ駆り出されることが多くなりました。妊娠中の妻よりも義実家を優先する理由なんてありませんよね。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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つわりなんてすぐに収まるものでもないでしょ。
自分の妻もつわりで苦しんでいて、何で義姉や甥の面倒を優先するの?
まして、義実家には義母もいるだろうに。
これ、ソウの父親がトモヤって可能性あるよね?