仕送りもしないしこの家にも帰らないと断絶宣言

今まで反論したこともなかったマサミさんに「いやって言ってるの!!」と反発され驚いたお母さんが、「ど・・どうしたの?こんな人とお付き合いしたからおかしい考えになっちゃったの・・?」と動揺しながらたずねると、「お母さん・・お母さんはいつもカズキばっかり優先で・・。私はいつもやりたいことやらせてもらえなかったよね」マサミさんが静かに言いました。

マサミさんの言葉を聞いて、「だってそれは、カズキを支えるのがあなたの役目で・・」いつものセリフを言うお母さんの言葉を遮って「お父さんが帰ってこなかったからでしょ!?お父さんがいなくても、うちの家族は立派にやっていけるって思わせたかったからでしょ?」マサミさんがズバリと言いました。

「お母さんは、私のこと考えてるって言ってたけど、考えていたのはカズキのことばっかりだった・・」目に涙をためてマサミさんが訴えると、「そ・・そんなことないわよ」慌てて否定しようとするお母さんに、「そのつもりがなくても私はいやだった!!」と大きな声で言いました。

すると、「何言ってんだよ?母さんに褒められて嬉しそうだったじゃん!!」と呆れたように言うカズキさんに、「あんたは好き勝手やってきた自覚ある?あんたのやりたいことは、全部私の犠牲で成り立ってるんだよ??」マサミさんにそう言われて「・・・え」言葉に詰まるカズキさん。

そして、「今日帰省したのは、もう仕送りもしないし、この家にも二度と帰ることはないと言いにきただけよ。あなたたちの反対なんて必要ないから!!」お母さんとカズキさんにそう言うと、「ケイスケさん帰ろう。もういい!!」そう言って、家を飛び出して行ったのでした。
「いやって言ってるの!」と反発したマサミさんに驚いたお母さんに、「いつもカズキばっかり優先で、私はやりたいことをやらせてもらえなかった」と話すマサミさん。お母さんの真意は、お父さんが帰ってこなかったからだと言うマサミさんに言われ、否定できないお母さん。そのやりとりを聞いて呆れたように話しかけるカズキさんは、「好き勝手やってきた自覚ある?あんたのやりたいことは全部私の犠牲で成り立ってる!」と言った後、ケイスケさんと一緒に家を出て行ったのでした。
お母さんやカズキさんにこれまで思っていたけれども言えなかったことを伝えて、もう悔いはありませんね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。