[16完]弟優先実母|誰の責任なのかと息子に問われる。ダメ男になったのは当然の結果なのに呆然とする母

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前回のお話

幼い頃から、母と弟カズキさんに搾取されていたマサミさん。マサミさんの希望は二の次で、常にカズキさんが優先。それは社会人になって家を出た後も変わりませんでした。こんな搾取される日々が一生続くのかと思っていた矢先、恋人のケイスケさんから「海外転勤についてきてほしい」と言われます。家族を見捨てていいものか悩むマサミさんでしたが、ケイスケさんに「そろそろ僕たち2人の人生を考えてもいいんじゃない?」と言われ、自分を虐げてきた家族とついに決別することに成功しました。マサミさんからの援助がストップすると知り、苛立ちを抑えきれないカズキさん。しまいには「母さん完全に姉ちゃんの育て方間違えたよな」と、母親のせいにし始めました。カズキさんの身勝手な姿を見た弟嫁は幻滅。カズキさんに離婚届を差し出します。しかし、カズキさんは自分の何がダメだったのか分かっていないようで「なんでだよ?俺何かした?」とたずねるばかり。弟嫁はそんなカズキさんに「あなたとお義母さんの、お義姉さんへの態度を見て怖くなったのよ」とため息をついたのでした。

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妻の口から告げられた決別宣言

このままだと自分の息子がカズキのように育つかもしれないと思うと怖くなったと話す弟嫁。しかしカズキは、妻と息子のためを思っての行動だったのに、なぜそこまで否定されるのか理解できていない様子でした。「母親のお金と姉の自由を奪って寄生を続けた上に結婚すら祝おうとしない。そんな人とはもう一緒にいたくない」そうキッパリと言われてしまいます。

「どうしてくれんだよ!それもこれも全部母さんのせいだぞ!」カズキは離婚に至った原因をすべて母のせいにしました。突然責められた母は慌てて「どうしてそんなこと言うの!?お母さんは全部カズキのことを思ってやってきたのよ!?」と必死に反論します。しかしカズキは「は?じゃあ責任取れるんだよな!?」と聞く耳を持ちません。

マサミならこの状況を何とかしてくれるはず、そう思った母は、私に何度も何度も電話をかけてきました。けれど、すでに家族と決別した私は、その電話に出ることはありませんでした。「どうして!?どうして電話に出ないのよぉ!?」母の悲痛な叫びはスマホの前で虚しく響くだけで、誰にも届くことなく消えていきました。

離婚して実家に帰ってきたカズキ。しかし、家事をするわけでもなく、生活費を入れるわけでもなく、ただ怠惰に過ごすだけ。母はカズキを戸惑ったような表情で見つめます。カズキはそんな母を見て「なんだよ、その辛そうな顔?母さんが俺をこんな風にしたんだろ?」と言いました。

「あの、少しだけで良いから生活費を入れてくれない?」恐る恐るカズキにお願いするも、「俺の面倒見るんだろ?こんなことになったの誰の責任だよ?俺はリュウの養育費だけで精一杯だし生活費入れるとか無理だからな~?」と開き直ります。母はそんなカズキを見て、「そんな・・・」と頭を抱えました。

自分を縛り続けていた『家族』と決別し、私はようやく、自分自身の人生を歩き出すことができました。ケイスケと息子とともに、私たちはまったく新しい家族になります。過去に縛られることなく、これからは自分たちの幸せを大切にしながら、前を向いて生きていきます。

マサミさんを犠牲にして、大事に育てたカズキさん。そのカズキさんに大事にされない母親の姿。正直哀れですね。もし、マサミさんにもカズキさんに同じように愛情を注いでいたら、こんな結果にはならなかったのではないか・・・今さら考えてももう遅いですが、今の母親の状況は当然の結果なのではないでしょうか。マサミさんのこれからの幸せを願います。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

最新のコメント
  • もち より

    寄生モンスターを作った始末はご自分で。

  • りここ より

    母は今から地獄。弟は母が壊れてからが地獄。
    これは家族ではなくただのゴミでしたね。廃棄廃棄!

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