[9]ギリギリを攻める女|「計算されてる感じがする」保育園ママ友に割高請求する時は相手を選んでる

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前回のお話

高校時代からの友達であるリオさん、ホノカさん、アオイさん、エマさん、ルナさん。ある日、アオイさんが新婚旅行から帰ってきたタイミングで、ルナさんを除いた4人が集まりました。アオイさんがルナさんのご祝儀袋が空っぽだったことを相談すると、まさかのリオさんの結婚式の時もご祝儀袋が空っぽだったことが発覚。それを聞いたホノカさんは自分の結婚祝いの時は百均のマグカップだったことを告白しました。それを聞いて、エマさんの結婚式に不安を感じたアオイさんは思い切ってご祝儀袋のことをルナさんに聞いてみることにしました。すると「お金はしーっかり入れてるよ!」と返信がありました。続いて、リオさんのご祝儀のことを聞いてみるもうまいことかわされてしまいました。モヤモヤはあったものの、これでエマさんのご祝儀袋はちゃんと入れるだろうと一安心。ルナさんの子どもと同じ幼稚園に通っているホノカさんが親子遠足の時ルナさんが率先して写真撮ってくれてたことを話し始めました。後日、その写真を現像してきたルナさんは840円や1200円など割高な値段の請求をしてきました。ホノカさんが値段のことを聞いてみるとルナさんは「私の人件費が入ってるけど、プロのカメラマンを呼ぶより安いでしょ?」とあっけらかんとした態度。周りの人たちはその返事にドン引きしつつトラブルを避けたいとクレームは言わずルナさんから指定された金額を払ったのでした。

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「人を選んでる」言い返してこなさそうな人を選ぶ友達

保育園の親子遠足で率先して写真を撮ってくれたルナさん。そのことに感謝していたホノカさんでしたが、後日写真を現像して配る時に840円や1200円など高めの値段を請求されました。ホノカさんが値段について尋ねると「えっ?高くないよ?人権費が入ってるけど、プロのカメラマン呼ぶより安いでしょ?」と平然と言うルナさんにみんなドン引き。これからも関わりがあるし、関係を壊すよりいいとママさん達は何も言わずにルナさんの提示された金額を支払ったのでした。ホノカさん「なんか、払った方がモメないかなって人を選んでる感じ?」と言いずらそうに話します。アオイさんが「え?どういうこと?」と聞くと「ん~言い方悪いけど・・・」とホノカさんは言葉を選びます。

ホノカさんが言いたいことを察したリオさんは「あ~。人を見て渡してるんだ。」と言いました。ホノカさんは「そう、渡されてないママさんたちもいたんだけど。結局、みんなスマホで撮ってるからさ~」

「そこまで必要かって言われたら必要ないし、仲がいい人に渡してるのかなって。知らない人は思うのかな。」と言いました。それを聞いたアオイさんは「計算されてる感じがするね」と呟きます。

そして「でも、なんて言うんだろ。ルナって人当たりいいしさ。幼稚園のイベントも積極的でそういう意味では評判もいいんだよね。」とアオイさん。エマさんも「たしかに、昔からコミュ力高いしね。」と言います。

リオさんは「なんだろ、モヤるけど、我慢できるギリギリのラインを突いてくるんだよね。」となんとも言えない様子。リオさんの言葉を聞いてホノカさんは「それはあるかも」と言いました。アオイさんは「あっ。思い出したわ」とハッとした顔で「リオの結婚式の時ルナまだ独身だったじゃん」とリオさんの結婚式での出来事を話し始めました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!

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