[32完]女に学歴はいらない|娘の言葉「自分の好きなようにしてね!今まで我慢させてごめん」母感動

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前回のお話

女性に学歴は必要ないという男尊女卑の考えが強い義両親は、大学院卒で仕事もしているモエさんを良く思っておらず嫌味ばかり。夫のタケルさんもモエさんを庇うどころか反論ばかりで我慢できなくなったモエさんは絶縁宣言をして義実家に行かなくなりました。その後、タケルさんの親戚の結婚式で義実家へ行くことになったモエさんとマヒロちゃん。久しぶりに会った義母に早速嫌味を言われたモエさんに、感謝の気持ちを伝えるタケルさんのいとこセイジさん。「タケルは幸せだな~」と話していると義父母があらわれてモエさんの文句を。「この結婚は失敗だったわ」」と言いたい放題の義父母の言葉をモエさんとマヒロちゃんは黙って聞いているのを見てセイジさんが心配するも、タケルさんはキョトン。そこへミウさんのお母さんがやって来てモエさんとマヒロちゃんに挨拶。ミウさんはマヒロちゃんと同じ大学だと話していると、「お宅の娘さんも大卒なのか?」「苦労するわね~」と義父母が言い出して動揺。悪口を言い続ける義父母に冷静に対応。慌ててセイジさんが謝った後、「騒がないでくれ。恥ずかしいだろ」と義父母に言うも逆ギレするばかり。マヒロちゃんがもう義父母に会わないと宣言するとぽかーんとしているだけでした。その後、ミウさんのお母さんと意気投合した3人で笑い合ったのでした。

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「ママを守ってくれないパパなんて必要ない」愛娘に言われて父絶句

「騒がないでくれ。恥ずかしいだろ」セイジさんにそう言われて怒り出す義父母。タケルに「奥さんと娘を守らないでなにやってんだよ」とセイジさんが言うも、「はぇ?」と全く理解していない様子。その後、マヒロは、義父母が変わっていなかったらもう会わないと、固い決意をしてここにやって来たものの、何も変わらない義父母に愛想を尽かし絶縁宣言。その後、ミウさんのお母さんに応援してもらい3人は意気投合!「おばあちゃんたちにハッキリ言ってくれて嬉しかったです」とマヒロが感謝の気持ちを伝え、3人で思わず顔を見合わせて笑い合いました。

そして披露宴が終わった帰り道。
「パパももういいよ。ママを守ってくれないパパなんて必要ない。私は離れて暮らしてもいいから」マヒロにそう言われ「え・・?」と驚くタケル。

「ママも私の為に我慢してるんだったらもう大丈夫だから。自分の好きなようにしてね!今まで我慢させてごめん」マヒロの言葉に「我慢だなんて・・」と言った後、

「ですって・・。タケル?どうする?」とたずねると、「え??」と動揺するタケルに、「もう実家に帰ってもいいよ?私たちは2人で暮らしていけるから」と言うと、

「俺も・・帰るよ?」とタケルが答え、「パパ?もう、後はないけどいい?セイジおじさんにも言われてたよね?」マヒロの言葉に、「うん」と頷くタケル。

そして、「ママ。じゃ、最後のチャンスをパパに与えてあげて」マヒロにそう言われ、「・・わかった。今後のことはこれからのパパを見て判断するわ」と笑顔で答える私。それを聞いてタケルは「マヒロ・・モエ・・」と涙ぐんでいました。

披露宴が終わり、会場を出て歩いていると、マヒロちゃんに「ママを守ってくれないパパなんて必要ない」と言われてしまったタケルさん。「もう実家に帰ってもいいよ?」とモエさんにも言われ「俺も‥帰るよ・・」と力なく答えると、マヒロちゃんに念押しされたタケルさん、モエさんに与えてもらった最後のチャンス、しっかり活かしてくださいね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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