[31]女に学歴はいらない|義父母が孫に見限られ絶句「お母さんが大好き。変わらないならもう会わない」

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前回のお話

女性に学歴は必要ない、家のことは女性がやるものという男尊女卑の考えが強い義両親は、大学院卒で仕事もしているモエさんを良く思っておらず嫌味ばかり。夫のタケルさんもモエさんを庇うどころか義両親や自分を立ててと言い、反発するモエさんを責め、我慢できなくなったモエさんは絶縁宣言をして義実家に行かないように。その後、タケルさんの親戚の結婚式で義実家へ行くことになったモエさんとマヒロちゃん。久しぶりに会った義母に早速嫌味を言われたモエさんに、感謝の気持ちを伝えるタケルさんのいとこセイジさん。「タケルは幸せだな~」と話していると、義父母があらわれてモエさんの文句をタラタラ。「親族だって認めてないわよ」「この結婚は失敗だったわ」」と言いたい放題の義父母の言葉をモエさんとマヒロちゃんは黙って聞いていると、セイジさんが心配するもタケルさんは「普通でしょ?」とキョトン。そこへミウさんのお母さんがやって来てモエさんとマヒロちゃんに挨拶。ミウさんはマヒロちゃんと同じ大学だと話していると、「お宅の娘さんも大卒なのか?」「苦労するわね~」と義父母が言い出して動揺。するとミウさんのお父さんもやって来て、悪口を言い続ける義父母に冷静に対応。慌ててセイジさんが謝った後、「騒がないでくれ。恥ずかしいだろ」と義父母を止めました。

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「奥さんと娘を守らないでなにやってんだよ?」夫には何も通じない

ミウさんのご両親にあーだこーだと私の悪口を言い続ける義父母を見て慌てるセイジさん。でもタケルは相変わらずキョトンとしているだけ。ミウさんのご両親は「苦労されましたね、モエさん」と話しかけられ義母はビックリ!正しい常識を持ったミウさんのご両親に「そう言った方は今後お付き合いを遠慮したい」と言われて憤る義母を、「騒がないでくれ。恥ずかしいだろ」とセイジさんが引き止めました。

それを聞いて「なんて言い草だ!!」と義父まで怒り出すと、「タケルもタケルだよ。奥さんと娘を守らないでなにやってんだよ?」セイジさんに責められ「はぇ?」と驚くタケル。

そんな中、「今日ね、ここに来たのは、おじいちゃんたちが変わってなかったらもう会わないって言おうと思って最後に来たの」とマヒロが切り出したので、「え!?」と驚く二人。

「おじいちゃんたちの考えはもう変わらない。私は自分の夢を応援してくれるお母さんが大好きだから。もう、お母さんのこと何も言わないで!」マヒロの言葉に思わず「マヒロ・・」と呟く私。義父母は二人してぽかーんとしていました。

そこへ「マヒロちゃん、頑張ってね」と声をかけてくれたミウさんのお母さんに、「ありがとうございます」とマヒロがお礼を言い、「お祝いの席で大変申し訳ありません」と私も謝りました。

すると、「おばあちゃんたちにハッキリ言ってくれて嬉しかったです」マヒロの言葉を聞いて「こーらっ」とたしなめる私に「へへっ」と茶目っ気を見せるマヒロ。その様子を見て3人で笑い合いました。

「騒がないでくれ。恥ずかしいだろ」セイジさんにそう言われて怒り出す義父母。タケルさんに「奥さんと娘を守らないでなにやってんだよ」とセイジさんが言うも、「はぇ?」と全く理解していない様子。マヒロちゃんは、義父母が変わっていなかったらもう会わないと、固い決意をしてここにやって来たのですが、案の定何も変わらない義父母に愛想を尽かしました。その後、ミウさんのお母さんに応援してもらい3人は意気投合!「おばあちゃんたちにハッキリ言ってくれて嬉しかったです」と感謝の気持ちを伝えるマヒロちゃん。思わず顔を見合わせて笑い合った3人、分かり合える人との新たな出会いは大切にしたいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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