[30]女に学歴はいらない|晴れの舞台でやりたい放題「騒がないでくれ。恥ずかしい」親戚に止められ激怒

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前回のお話

女性に学歴は必要ない、家のことは女性がやるものという男尊女卑の考えが強い義両親は、大学院卒で仕事もしているモエさんを良く思っておらず嫌味ばかり。夫のタケルさんもモエさんを庇うどころか義両親や自分を立ててと反発するモエさんを責め、我慢できなくなったモエさんは絶縁宣言をして義実家に行かなくなりました。その後、マヒロちゃんと話したい義母はよく電話をかけてくるも、モエさんの悪口ばかり聞かされたマヒロちゃんは嫌な気持ちになり敬遠。その後、タケルさんの親戚の結婚式で義実家へ行くことになったモエさんとマヒロちゃん。久しぶりに会った義母に早速嫌味を言われ応戦するモエさんに、感謝の気持ちを伝えるタケルさんのいとこセイジさん。「タケルは幸せだな~」と話していると、義父母があらわれてモエさんの文句をタラタラ。「親族だって認めてないわよ」「この結婚は失敗だったわ」」と言いたい放題の義父母の言葉をモエさんとマヒロちゃんは黙って聞いていると、セイジさんが心配してタケルさんに話すも、「こっちだと普通でしょ?」ときょとん。そこへミウさんのお母さんがやって来てモエさんとマヒロちゃんに挨拶。ミウさんはマヒロちゃんと同じ大学だと話していると、「お宅の娘さんも大卒なのか?」「苦労するわね~」と義父母が言い出して動揺。すると「それはどういうことですか?」とミウさんのお父さんも話に加わりました。

1話目から読む

「苦労されましたね。モエさん」大変な思いをしたのは誰かを知っている

私の悪口ばかり言う義父母を見て、夫タケルに声をかけたセイジさん。でもタケルは「こっちだと普通でしょ?」ときょとんとしているだけ。そこへやって来たミウさんのお母さんに、マヒロが同じ大学だと言われて嬉しくなりました。すると、そこへまた「大卒なのか?」と明らかに不満そうな義父母を見て、「どういうことですか?」とたずねるミウさんのお父さん。「全然言う事聞かない」「こっちにも帰って来ないし」と義父母は文句ばかり言いました。

それを見て驚いたセイジさんが、「ちょっ・・おじさんたち!!タケル、止めろよ!!」と言うも、「え??」と相変わらずキョトンとしているだけのタケル。

「申し訳ありません」セイジさんが慌てて謝ると、「ふふふ。そうなんですね。それは大変ですね~」と優しくミウさんのお母さんが言うと、「そうなっ・・」とまだ話を続けようとする義母。

でも、ミウさんのお母さんは、「苦労されましたね。モエさん」と私に話しかけ、「え?」「えっ?」と私も義母も驚きました。

「言う事を聞かないというのは、学歴があるとかそういった問題ではないと思いますよ」「もしそのようなお考えのご親戚がいるのであれば、うちも今後お付き合いはご遠慮したいと思います」と微笑みながら言うミウさんのご両親に、

「なっ!!!」義母が言葉に詰まると、「おじさんもおばさんも、これ以上騒がないでくれ。恥ずかしいだろ」セイジさんの言葉に、「恥ずかしい?私たちが??」と辺りに構わず義母が叫びました。

ミウさんのご両親にあーだこーだと大卒のモエさんの悪口を言い続ける義父母を見て、慌てるセイジさん。でもタケルさんは相変わらずキョトンとしているだけでした。ミウさんのご両親は「苦労されましたね、モエさん」とモエさんに話しかけ義母はビックリ!正しい常識を持ったミウさんのご両親に「そう言った方は今後お付き合いを遠慮したい」と言われて憤る義母に、「騒がないでくれ。恥ずかしいだろ」とセイジさんが引き止めました。
披露宴という晴れ晴れしい席で、嫁の悪口をまき散らす義父母は、一刻も早くこの場から立ち去っていただきたいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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