[14]女に学歴はいらない|母に本音を吐露「頑張って勉強して自分のやりたいこと見つけて生活してきたのに」

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前回のお話

タケルさんとの結婚が決まり、タケルさんの実家に挨拶に行った時から、女性を見下すような態度や失礼な言動の義両親、それに両親の前だと急にエラそうに妻を見下す態度になるタケルさんに違和感を持ったモエさん。タケルさんを信じて結婚したものの、披露宴でも義両親とタケルさんの態度は変わらない上に義母が突然マイクを握り「モエさんには将来家を手伝ってもらう」と勝手に宣言したことから、離婚も覚悟で義両親とは縁を切るとタケルさんに宣言したモエさん。世間体を気にするタケルさんは離婚は絶対に反対、そして両親にはモエさんが縁を切ると言っていることを伝えられないまま時は過ぎ、娘マヒロちゃんが生まれました。生後間もなく、タケルさんはマヒロちゃんを両親に見せたいあまりにモエさんには黙って両親を家に呼び、1週間泊まる、ベッドを使ってもらうからモエはソファでいいよねなどと勝手なことを決め、やってきた義両親は相変わらず嫌味ばかりでお手伝いさんのように扱われたモエさんは、マヒロちゃんを連れて家を出て実家に電話、優しいお母さんの言葉に思わず涙が出たモエさんが実家に到着した頃、タケルさんからのメッセージがひっきりなしに届いていました。

1話目から読む

「私、この結婚しなきゃよかった」実家に帰り思っていたことを母に話す

私が夕飯を作ろうとしないことから、怒り出したタケルの両親にうんざりし、マヒロと一緒に実家へ。優しく迎えてくれる母に涙が出ました。

そして、「お母さん・・私、この結婚しなきゃよかった」と言うと、「あら。こっち帰ってくる?」とたずねられ、「ううん。仕事復帰は考えてるから」と自分の考えを伝えると、母も納得してくれました。

「なんかさ。頑張って勉強して自分のやりたいこと見つけて生活してきたけど、結婚して、女に学歴なんて・・って言われるって想像もしなかった」と話すと、

「母さんたち、明日帰るから。最後にマヒロに会いたいって」「早く帰ってこいって!」とタケルからメッセージが。

「この連絡も信じられないの。1週間の滞在って話してたのに明日帰るって。多分、嘘で、帰ったら鉢合わせすると思う。タケルのこと何も信用できない」タケルに返信せず、母に自分の思いを伝えると、

「タケル君にも困ったわね。スマホ貸して」そう言って、母がタケルからかかって来た電話に出ると、「もしもし??今どこだよ!」と大きな声で言うタケルの声が聞こえました。

実家に帰ってきたモエさんが「私、この結婚しなきゃよかった」とお母さんに話し、「結婚して『女に学歴なんて・・』って言われるって想像もしなかった」と本音を話していると、タケルさんからひっきりなしにメッセージが。すると、お母さんがモエさんからスマホを預かり電話に出ると、大きな声で話すタケルさん、本当、自分の両親は優遇するくせに、モエさんにはおかまいなしですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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