妻の決意。義両親がいる家には帰らない。

うちには泊まらせないでとあれほど言ったのに、タケルは平然と義両親を連れて帰ってきて、その上私たちのベッドを義両親に使っていいと言い出しました。
買い物に行くと言ってマヒロと家を出た私は、「さっき予約したホテルには、私が泊まります」「今日は帰らない」とタケルにメールしました。

ホテルに向かって歩きながら、私はさっきのタケルの発言を思い返し「無理。無理。無理。おかしくない?どうして私たちのベッドをお義母さん達に貸すの?気持ち悪いんだけど。この感覚が変なの?」と頭が混乱。

無事にホテルに着くと、少し気持ちが落ち着きました。でも、私に何の相談もせず何でも勝手に決めてしまうタケルにモヤモヤが止まりません。マヒロの顔を見ながら「マヒロちゃん・・ママどうしたらいいんだろ」と呟いていました。

すると、「ピロンッ」とメールの受信を知らせる音が聞こえました。タケルからでした。『どうしてホテルに行ったの?』『母さんたちが、ごはんはまだかって?』『何してるんだよ??』と次々とメールが届きます。

私はすぐに『自分の両親のことは自分でなんとかしてください』『お義母さん達が帰ったら家に戻るから』『それまでは連絡してこないで!』と返信しました。私に何の相談もせず勝手にお義母さん達を呼んでおいて、お世話やおもてなしは私にやらせようなんて・・そんなおかしな話はありません。私は義両親が帰るまで家に帰らないと固く心に決めました。
買い物に行くと言って家を出たモエさんは、義両親用に予約したホテルへ向かいました。モエさんは、勝手に義両親を家に呼んで1週間泊まってもらうことを決め、さらに義両親に自分たちのベッドを貸そうとするタケルさんの感覚が全く理解できません。マヒロちゃんとホテルに泊まることにしたモエさんを責めるようなメールがタケルさんから届きましたが、モエさんは義両親が帰るまでは家に帰らないと決めました。
タケルさんは「どうしてホテルに行ったの?」とモエさんが家を出た理由が分からないようですが、逆にあの状況をすんなり受け入れる妻がいると思いますか?と聞きたいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
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