屋内でも油断は禁物。熱中症対策について。浅草橋西口クリニックMo院長の頴川博芸先生にお伺いしました。

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日に日に気温が上がり、子どもの熱中症が気になりだす頃。どんなことに気をつけたらいい?対処方法はある?今回は、浅草橋西口クリニックMo院長の頴川博芸先生にお話をお伺いしました。

気温が上がり始め、お子さんの熱中症が心配になる時期ですね。熱中症は屋外だけでなく室内でも起こりうるため、油断は禁物です。
ここでは、具体的な対策や、水分を摂ってくれないときの工夫、熱中症が疑われる際の対処法、そして知っておいていただきたい大切な情報をお伝えします。

気温上昇に備えて!家庭でできる熱中症対策

熱中症は、高温多湿な環境下で体温調節機能がうまく働かなくなることで起こります。お子さんは体温調節機能が未発達なため、大人以上に注意が必要です。

室内での対策も重要です

「うちは室内だから大丈夫」と思っていませんか?実は、締め切った室内や風通しの悪い場所では室温や湿度が上昇しやすく、熱中症のリスクが高まります。

室温・湿度管理:
エアコンや扇風機を上手に活用し、室温が28℃を超えないように、湿度も適切に保つようにしましょう。温湿度計を設置して、こまめに確認するのがおすすめです。
換気を心がける:
窓を開けるだけでなく、換気扇を回すなどして、室内の空気を循環させましょう。特に調理中や入浴後は室温が上がりやすいので注意が必要です。
日差し対策:
窓に遮光カーテンやブラインドを取り付け、直射日光が室内に差し込むのを防ぎましょう。
寝る時の工夫:
寝室の温度も適切に保ち、通気性の良い寝具を選びましょう。

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