娘が産まれてから数時間後、やっと夫から連絡が

私が貸したお金は、同僚に背負わされた借金の返済なんかではなく、すべて愛莉ちゃんの生活費や車の購入に使われていたのです。私からお金を搾取し、自分は愛莉ちゃんと何不自由ない暮らしを送ろうとしていたなんて・・・心の底から誠二を恨みました。
数時間後、ようやく誠二から連絡が返ってきました。「ごめん!電話に出られなくて・・・急に泊まりになっちゃって、今帰ってきたとこなんだけど」私は誠二を叱ることも責めることもせず、「ううん」とだけ返します。

誠二から「今どこにいるの?」と聞かれたので、「病院にいるよ、産まれたから」と、さらりと答えました。それを聞いた誠二はひどく驚いた様子で「えっ!今から急いで行くから待ってて!」と言って、電話を切りました。

バタバタと慌ただしい足音を立てながら病室に入ってきた誠二でしたが、兄の姿を見るなり、ぽかんとした表情を浮かべました。兄は私に「じゃ、出してくるね」と声をかけると、誠二に冷やかな目を向け、ぺこりと会釈をして病室を出ていきました。

誠二は病室のドアが閉まったのを確認すると、小さな声で「えっと、あの人って」と聞いてきました。「お兄ちゃんだよ?前に写真見せたでしょ?」そう答えると、誠二は「あっ!だから見覚えが・・・ってか家族と連絡取ったの!?」と嬉しそうに言いました。

「うん、ちゃんと報告したくて・・・それに母子別室だから余裕がある今のうちにね」そう伝えると、誠二は笑顔で「そっかそっか、何を出しに行ったの?お義兄さん」と聞いてきました。私はそんな誠二に、にっこりと笑いかけると「え?出生届だよ?」と、当然のように答えました。
結局、誠二さんと連絡がついたのは、娘ちゃんが生まれてから数時間後のことでした。「産まれた」と聞いて慌てて来た誠二さんでしたが、今さらすぎますよね。ここまでのことを考えると、むしろ病院に来ないほうがいいのではと思ってしまいます。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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今更だけど誠二って…長男なのかな?一般的に「ニ」って漢字が付くと次男だよね。愛莉の妹設定は、実は元々兄の妻で立場は義姉だけど、自分より年齢が若いから又はよくある元同級生だったから妹としてるとか…?さらに義母が兄よりも弟を溺愛してるパターンとか…。
誠二と愛莉だけじゃなく、義母の態度から見てもどうしても連れ子再婚で一緒に育ったようには思えなくて…。
謎多過ぎー。
兄が出生届けを出しました。
さぁ、ここから反撃開始、やられたらやり返し、騙されたら騙し返す絶好の機会です。
散々裏切った夫側と義母や義妹に倍返ししましょう。