「合わせて12,168円くれるかな?」笑顔が憎らしい

オサムが生活にかかるお金をどんな風に考えているのを気になってたずねると、20万円の生活費を超えた分はマホに出してもらいたいと言われて複雑な心境に。共働きだし、本当はお金も家事も折半がいいと思っていたものの、「投資ノートの分も払ってね」と言うオサムに、本当に私のことが好きなのかとたずねると、もちろん愛してる!と言った後、「でも愛情とこの件は別」とキッパリ。さらに、「やらずに文句だけ言うのは違うんじゃない?」と言われ何も言えなくなってしまいました。
それから一か月後のこと。
「えーっと、このヨーグルトって、結局マホしか食べなかったよね?」オサムにそう言われて、「あ、うん。オサムも食べるかなって思ってたんだけど、味が好みじゃないから食べないってなったやつ」と答えると、

「ってことは、このヨーグルトはマホの分だから、生活費とは関係ないよね?」と家計簿にペンで印を付け出すオサムに、「え?」と言うと、「生活費ってことは、2人が使う分だからさ。わかる?」と言われ、

「あ・・あとこの間マホの親戚の人がお米送ってきてくれたよね?」とオサム。「あ、うん。今は高いから助かっちゃった。え?」何事かと思って聞き返すと、

「ということは、お米代は生活費から差し引いてもいいよね?だっていただきもので、2人で食べるんだからお米代生活費から引いてもいいでしょ?だから今月の生活費は19万円になるよね?」と言い出し、「なんで!?」と言うも、

「生活費から超えた額と、僕が食べなかったヨーグルト代を足すと・・合計が6,328円だね。あとは、投資ノートから今月払ってもらう分だね。えーっと、これとこれ、払ってもらおうかな・・こっちは合計5,840円だね」電卓を叩きながらそう言うと、「マホ、合わせて12,168円くれるかな?」そう言ってニッコリ笑うのでした。
一か月が経ち、オサムさんが言った通りのやり方で家計の集計をすることに。2人で食べようと思って買ったヨーグルトは味が好みじゃないからと生活費から削除されマホさんのおやつ扱いに。さらに、マホさんの親戚からもらったお米は、生活費から差し引かれて20万円のはずが19万円に。結局、生活費から超えた分と、投資ノートからの回収分で、12,000円を超える金額を請求されてしまったマホさん、すべてオサムさんの解釈で計算されていく家計。マホさんがどこまで耐えられるのか・・心配ですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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妻の親戚から妻がいただいた米なので、おまえが食べた分は現金で払えよ
くそオサムシは結婚してはいけない男。
結婚に向いていない男。
コヤツの銭ゲバな本性を知った女は、皆裸足で逃げ出すってばよっ!!