［４１］お金回収夫｜上司が左遷を匂わせる「育休取得なのに育児をしていないという噂が」寝耳に水

「離島に次長として行ってくれないか？」提案という名の決定

育休中の家計のやりくりについて相談されたオサムさんに、「一定額しか渡してない」「月末に足が出た分は妻が払う」と言われ、後輩は「奥さんが大変だったんじゃ・・」と絶句。話を聞いても意味がないとばかりにさっさとオサムさんから離れて行きました。その後、すぐに社内に噂は広まり、とうとう上司から「今ちょっといいかな」と呼び出されてしまいました。

「復帰してから順調なのかな？仕事の方は？」上司にたずねられ、「はい！順調です！育休中のアドバイスとか相談もあって！」と答えると、「そうか、ただね・・」と上司が言い、「はい？」とオサムさんが聞き返しました。

「育休取得していたにも関わらず、育児をしていなかったんじゃないかって噂もあってね。もしかしたら、会社に居づらくなってるんじゃないかと思ってね」上司の言葉に「え・・」と驚くオサムさん。

「だからどうだろう？離島にはなるんだけれど、次長として行ってくれないか？ここの長が育休に入るのもあって、人手が足りないんだ。栄転だよ」上司がそう言うと、「え・・？り、離島？」突然のことで頭の中が整理できないオサムさんに、

「育児休暇のアドバイスもできて、独り身で身軽だし、お願いできるかな？」そう言われ、「・・一度考えさせてください」と答えるのが精いっぱいでした。

そして席に戻ると、「先輩顔色悪いっすよ？どうしたんですか？もしかして・・転勤とか？」そう言われ、「え！？なんで知って・・？」と振り返ると、「みんな噂してたんで！」と答える後輩の言葉に、サーっと血の気が引くオサムさんでした。

上司と面談することになったオサムさんは、「育休取得していたにも関わらず、育児をしていなかったんじゃないかって噂もあって」と言われてビックリ。すると、次長として離島に行って欲しいと提案され動揺しました。席に戻ったオサムさんに「もしかして・・転勤とか？」とズバリ聞いた後輩。オサムさんがこれまでしてきたことのツケが回ってきたようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：まりお
２児の母です。