[31]お金回収夫|明らかに金欠で突然同居を迫る元夫には「お金がかかる」で撃退。ケチで良かった。

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前回のお話

マホさんの誕生日に人気のレストラン婚約指輪をプレゼント&プロポーズされ結婚することにしたのですが、突然「投資した分の回収を始めたい」と言われて唖然。それから数か月後に妊娠が発覚!実はオサムさんが避妊具に穴を開けていました。数か月後、息子メグルくんを無事出産したもののワンオペ家事育児で大忙し!ある日実家に帰ろうと思うとマホさんが提案するとオサムさんはニヤニヤ。離婚届にサインした後、荷物を持って帰ろうとするとクローゼットはほぼ空っぽ。でも処分を頼むと目を輝かせるオサムさん。その後、役所で書類を提出し見事受理!マホさんは実家に帰り「オサムと離婚できた!」とお母さんに報告。ホッとした反面、「縁切りは慎重に」と考え込むマホさん。。その頃オサムさんがライブ会場に行くと、受付で拒絶。何をしたのかもわからず、会場の外へ追い出されたオサムさんの姿が、SNSに晒されているのに気づき、愕然としSNSで擁護するも意味なし。何とか元を取らなければ!と躍起になるオサムさんは、空っぽの冷蔵庫を眺めながら、久しぶりの面談で育児のことをたずねられ、離婚することになったと報告すると途端に怪しむ担当者。結局復帰を早めることになり、失敗したとため息をつくオサムさんは、空腹でお金もなく、「マホんちで夕飯食べさせてもらうかな」と思い立ち、すぐに電話!イヤイヤながらまたお金を請求されるかもと思い迎えに行ったマホさん。実家ではお母さんに夕飯を準備してもらい爆食!その後、ちょくちょく来ますねと言い出すオサムさんにマホさんが驚くと、「食べたら帰るから送って」と言い出し絶句しました。

1話目から読む

「そっか・・それだと損するか~残念」妻の実家で得しようと計算

オサムから、これからメグルに会いに行くと電話があり、断りたくてもまたお金を請求されるかも!?と思い迎えに行くと、家にやって来たオサムは、メグルを見た後でお母さんの方をチラチラ。夕飯をせがむような姿を見て夕飯を用意すると、思いっきりバクバクと食べた上に、食べ終わったら送ってと調子良くオサムが言いました。

そして帰りの車の中で突然、「いや~夕飯おいしかったな~。僕、マホの実家に住もうかな~」と言い出し、「は!?」と心の中で叫ぶ私。「何?急にどうしたの?」とたずねると、「いや、なんかさ~、やっぱり離れてるとマホ寂しいかと思って」と言い出すオサムに、

「え~でも大丈夫?生活費とか色々かかるじゃん?」と言うと、「でも家賃はかからないでしょ?」とオサムに言われ、「私も一緒にいたいけど~、ひとり暮らししている今より支出は多くなるんじゃない?」と言うと、

「それもそっか~。あとでしっかり計算してみようかな」と言うオサムに、「うん、それがいいよ。今住まわせてもらっている代わりに、食費とか光熱費とかガソリン代とか全部私出してるし」私の言葉に、「え!?そうなの?」と驚くオサム。

「それはそうだよ!メグルのこともお願いすること多いしさ~」そう言うと、「そっか・・それだと損するか~。残念・・」と本当に残念そうに言うオサムを見て、「うん。だからしばらくは今の状態の方がいいと思うよ」それを聞いて「だね~」とオサムは仕方なさそうに納得しました。

私はというと、「あ~びっくりした!オサムがケチでよかった。それにしても、私のカバン売ったり、急に同居したがったり・・。やっぱりお金に困ってる?でも一体何にお金を使ってるんだろ?」頭の中でぐるぐると考え続けていました。

オサムさんを送って行く帰り道。「僕、マホの実家にしもうかな~」と言い出してマホさんはビックリ!「今より支出多くなるんじゃない?」と牽制すると、「そっか・・それだと損するか~」と諦めるオサムさんを見て、「オサムがケチでよかった」と思いつつ、「一体何にお金を使ってるんだろ?」と考え込むマホさん、実家に同居は何とか回避しましたが、オサムさんの行動は怪しいところばかりですね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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