[23]お金回収夫|願ったりかなったり「まさか夫から離婚を提案してくるなんて」思わず笑みがこぼれる

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前回のお話

誕生日に予約の取れないレストランで婚約指輪をプレゼント&プロポーズされ、オサムさんと結婚することにしたマホさん。家庭のお金の管理をかって出たオサムさんに、「投資した分の回収を始めたい」と言われて唖然。その後オサムさんに突然子どもの話をされてから数か月後に妊娠が発覚!後から避妊具に穴を開けたと言われて絶句するマホさん。その後、つわりが酷くなり寝込んでしまい、その後息子メグルくんを出産してワンオペ家事育児で大忙し!育児休暇を取ったせいで収入が減ったと文句を言うオサムさんに、一括精算を申し出ると約16万5千円を請求された上に、「生活費を抑えてもいい?生活費を削るか教育費を出さないか」の二択を迫られたマホさんを放置して家を出て行ったオサムさん。その後、帰宅したオサムさんに、マホさんが実家に帰ろうと思うと提案すると、こぼれる笑顔を抑えながら「寂しいけど」と言い、それを見て「グータラしてるだけのくせに・・」と思いながら、メグルくんと一緒に実家へ。お母さんと話しながら、何をしているかわからないオサムさんを思うとモヤモヤが止まらないマホさん。その後、メグルくんの保育園を模索していたマホさんは、たまに連絡するだけなのに返信も遅いオサムさんのことを考えてモヤモヤ。育休をとっても何もしてないと会社に言いたい反面、迷惑はかけられないという気持ちになりました。

1話目から読む

「形だけの離婚だから。マホへの愛は変わらないよ」歯が浮くセリフ

久しぶりにオサムから電話がかかって来ました。話の内容は保育園のこと。「またお金のこと・・」とドン引きしていると、「安くなる方法を考えた」と言った後、「僕たち離婚しない?」と離婚を提案。「これが一番いい方法なんだ」と話しながら、嬉々として迫るオサムに、「あの・・それって・・正式に離婚するってことでいいのかな?」と聞くと、

「うん、そうだね。マホはいったん実家に住所を変えて、世帯も別にして一緒には住まないし。マホの生活費は、今まで通りそっちでやりくりしてもらって」とスラスラと話すオサム。

さらに、「保育園は実家近くで探してマホが支払ってね。その分は僕がマホに渡すよ」オサムの言葉に、「そっか。私たち完全に別れるんだね・・」私がそう言うと、「わかってる。僕と別れたくないんでしょ?もぉ~、マホってば本当僕のこと大好きなんだから~!」とニヤニヤしながらオサムが答えて、

「大丈夫だよ!形だけの離婚だから。ね?僕のマホへの愛は変わらないよ」とオサムが言い、「本当に?」とたずねると、「うん!もちろん。そこは信じて!」自信満々に答えるオサムの言葉を聞いて、「・・わかった。お母さんにも伝えるね」と言うと、

「そうと決まれば早い方がいいみたいだから、一度こっちに帰って来てくれない?」オサムの言葉に、「うん。わかった」と返事をすると、「書類とか色々準備しておくね!忙しくなるぞ~」意気揚々と話すオサム。

電話を切った後、私は「まさかオサムから離婚を提案してくるなんて・・」と思わず笑みがこぼれてしまいました。

「それってつまり・・正式に離婚するってことでいいのかな?」マホさんがオサムさんにたずねると、「そうだね。一旦実家に住所を変えて世帯も別」と具体的な話をし始め、手続きも早い方がいいと自宅に帰ることに。電話を切った後、「まさかオサムから離婚を提案してくるなんて」と呟くマホさん。願っていたことが向こうから飛び込んでくるなんて・・本当、笑ってしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • あおい より

    なるほど。
    相思相愛だなんて幸せな勘違いをしているから、この夫は主人公に対してこんなモラハラできるんだ。
    理解はできないけど納得はした。
    これから奥さんの逆襲始まるのかな?楽しみ

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