[15]お金回収夫|育児休暇を取って自由に過ごす夫がワンオペ家事育児で忙しい妻の料理に不満顔

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前回のお話

誕生日に予約の取れないレストランで婚約指輪をプレゼントされプロポーズされ、彼オサムさんと結婚することにしたマホさん。新婚生活では家庭のお金の管理をかって出たオサムさんに、「君に投資した分の回収を始めたい」と言われて唖然。毎月の生活費20万円を超過した分は払うことになり、マホさんが親戚からもらったお米は生活費から差し引かれてしまって、回収分を合わせて12,000円を超える金額を請求されることに。回収した分を投資ノートに書いて、ニヤニヤしたかと思うと突然子どもの話に。「一緒に暮らす自信もないのに子どもなんて・・」と思っていた数か月後、妊娠が発覚。後日、避妊具に穴を開けていたと言われて絶句。さらに「子どもは3人欲しい。お得だから」と言われ、出産後の生活に備えて生活費を半分出すから家事と育児も折半でと提案するも、家事負担の金額を納得するように出してと真顔で言い出すオサムさんに詰め寄られ、「家事はしないけど、育児休暇を取って自由時間を満喫する」と言い出して言葉を失うマホさんは、「この人と一緒にいるの無理!」となんとかしようと考えます。その後、つわりが酷くなり、寝込んでしまったマホさんに、誕生日を祝うから、豪華な食事を作ってと言われて唖然。テイクアウトを提案すると、「テイクアウト代を出してくれるならいい」と言われ、「もうどっか行って」と思いながら、了承したのでした。

1話目から読む

「育児休暇取るって収入が減るじゃん」と考え込みながらチラリ

もうオサムと一緒にいるのは無理!なんとかしないと・・そう思いつつ、つわりが始まって思うように動けず、離婚のことも何も進まない状況になってしまった私の誕生日を祝おうと「豪華な食事を作って!」と言い出すオサムにビックリ。最終的にテイクアウト代を払うことで決着がついたものの、「うるさい・・もうどっか行ってよ」とうんざりしていました。

その後、月日は流れ、息子メグルを出産。オサムは宣言通り育休に入ったものの、私のワンオペ家事育児が始まりました。

ある日のこと、「ハァ・・」とため息をついてうなだれているオサムを見て、「どうかしたの?」と聞くと、「やっぱりさ~、育児休暇取るってわかってはいたけど収入が減るじゃん。どうしようかな~って」そう言ってチラリと私を見るオサム。
「あ・・投資ノートあとどれくらい残ってる?一括で支払うよ」そう言うと、パッと顔を輝かせて、

「じゃ、すぐに計算するね!その間にお昼作ってくれる?」そう言うと、ルンルンしながら部屋へ。「・・うん。わかった」と答えたものの、何とも言えない気持ちになりました。

そして、「ごはんできたよ~」と声をかけると、「こっちも計算できたよ!・・あれ?今日もカレーなの?」と言うオサムに、「あ・・イヤだった?」と聞き返すと、「イヤってわけじゃないけど・・子ども産まれる前は一汁三菜だったな~って」と思いっきり不満そうな顔で言いました。

「そうだった?育児中はちょっと難しいかも」と答えると、「僕がお金出してるのに?」と言い出すオサム。「お金じゃなくて手間の問題だよ・・」と心の中で呟きつつ「うん」と答えた後、「はぁ・・ところで、残りの総額いくらだった?」とたずねました。

月日が流れ、息子メグルくんを出産したマホさん。オサムさんは育児休暇を取ったものの、全く家事育児はせず、マホさんのワンオペ家事育児生活が始まりました。その後、育児休暇を取ることで収入が減ったと不満そうなオサムさん、家事も育児も何もせず、育児休暇を取る意味・・いっそのこと仕事に復帰してもらった方が平穏に過ごせますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • 花ちゃん より

    マンガとは言え
    何でさっさと離婚しないのかと
    読んでいてイライラしてしまう

  • 黒にゃんこ より

    質問
    何でこんな男と夫婦でいるんですか?

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