家事、介護に加え義父の仕事を引き継ぎ寝る時間もない

省吾さんは家の通帳をすべて持ち出して愛人とどこかへ行ってしまい音信不通です。倒れた義父は、意識ははっきりしているものの体が思うように動かなくなり介護が必要になりました。
ある日、「土地を3つ程売る。それ以外は加奈子、俺が指示するからお前がやりなさい」と義父から唐突に言われました。自分が動けなくなり、省吾さんがいないのならば嫁の私にやらせようということなのでしょう。「でも・・家のことは・・」と戸惑う私に、義父は「それは今まで通りやりなさい」と冷たく言い放ちました。

私に拒否権などあるはずもなく「・・はい」と言うしかありませんでした。家のことだけでも手一杯なのに、さらに仕事まで私がしなくてはいけなくなるなんて・・。私にできるのだろうか?でも、やるしかない・・。不安に押しつぶされそうな私の後ろを、「渉ちゃんはおばあちゃんとお散歩いきましょうね~」と渉を抱いた義母が我関せずといった様子で笑顔で通り過ぎます。家事も介護も仕事も・・大変なことは全部私。私だって渉のお世話をしたいのに・・。

その後、私はこれまでの家事と介護に加えて仕事もしなくてはいけなくなり毎日目の回るような忙しさでした。そんな状況でも義母はお構いなしに「渉ちゃんに新しいお洋服を買ってあげて。今すぐに」と私に用事を言いつけ、「あなたはお父さんの介護で忙しいでしょ?渉ちゃんは私が育てます」と勝ち誇ったように言いました。

慣れない仕事でクタクタでも義母が家事を助けてくれることはありません。深夜、残っていた洗い物をしながら「あっ・・お義父さんに言われていた帳簿つけないと」と思い出した私は「1時間寝ればいいほうかな」と考えながらただただ目の前の家事を必死に片付けました。やってもやっても次から次へとやらないといけないことが出てきて終わりません。私はまともに寝ることさえできませんでした。

こうして介護、家事、仕事に明け暮れて数年が経った頃、義父は亡くなりました。もちろん義父の葬儀にも省吾さんの姿はありません。連絡しようにも、どこにいるのかも分からないのですからどうしようもありません。葬儀中、親戚たちが「省吾は来ないのか?喪主をしないなんて前代未聞だ」「連絡が取れないなんてどうなっているんだ」と口々に言っていましたが、私はただ黙って座っていました。
義父は介護が必要なものの、指示することはできたので私は仕事を引き継ぎました。
ただし、家事は今まで通り変わらずやる。そのため、義父の介護、家族の食事、掃除洗濯を睡眠時間がほぼない状態でやることになったのです。
そして数年後義父はなくなりました。
義父の仕事を引き継ぐことになった加奈子さん。家事、介護など大変な部分は全て加奈子さんに押し付けて自分は渉くんのお世話を楽しむだけの義母には怒りを覚えますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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20年以上前、知り合いの夫が失踪して届け出、失踪宣告の上3年数カ月後に裁判離婚しています。失踪を相談した警察で色々教えてもらえたとか。
舅姑にこき使われた上、子供も奪われて…。誰か相談出来る人がいれば、違う人生だったろうに。気の毒ですね。
この後はそのうち義母の?
やり返しのチャンスだけど、ここまで洗脳されてるとそういうことも思いつかないんだろうな。