決まった時間に義母に電話をかけるのがマザコン夫の日課

夫のマサオは「無自覚マザコン」です。付き合っている時は甘えてくるのが可愛いと思っていたけど、結婚して子どもが産まれた今では鬱陶しい気持ちしかありません。「髪乾かして」「明日の服選んで」まるで大きな子供のよう。子どもたちのお世話で手が離せないと伝えると、「じゃあ終わるまで待ってるわ~」と言って義母に電話をかけ始めました。
「また始まった・・・」義母と楽しそうに談笑するマサオを見て、私は小さくため息をつきました。マサオは毎日決まった時間に必ず義母に電話をかけます。しかもなぜかスピーカーで。会話が丸聞こえだし、気づけば私まで巻き込まれることもあり、本当にうんざりしています。

しかも、ほとんどが中身のない会話。「マー君は何してるの?」「俺?ヨウコに髪乾かしてもらえるの待ってる」まるで付き合いたてのカップルのようなやり取りに、聞いているこっちが恥ずかしくなります。暇そうで羨ましいなと思いながら聞き流していると、マサオが突然「そうだ!今日さ、首の後ろに何かできてて・・・写真送るから一旦切るわ」と言い出しました。

マサオは慌てて電話を切ると、「ヨウコ!この首の後ろ撮って」と言ってきました。私はおむつ替えの真っ最中。今このタイミングで!?この状況が見えてないの?突然の要求に頭が追いつかず、軽くパニックになりながら「ちょ、ちょっと待って!」と声をかけます。

しかしマサオは、今すぐ写真を撮って義母に送りたいようで、「すぐ終わるから早く!母さん待たせてるから」と私を急かしてきます。「・・・もう!」と声を上げながら、私は結局言われるがまま首の後ろを撮影。写真を確認したマサオは満足したのか、「ありがとう」とふわっと笑いました。

マサオは撮った写真をさっそく義母に送ると、再び電話をかけて「母さん画像見た?病院行ったほうがいいかな?」と不安そうに尋ねました。私が見た限りでは、どう考えても大したことはありませんでしたけどね・・・。
いくら母親との仲が良いとはいえ、毎日決まった時間に電話をかけられるのは正直たまったものではありません。しかもスピーカー通話。会話が筒抜けになるのが気にならないのでしょうか。挙げ句の果てには、首の後ろが少し荒れただけで義母に確認してもらう始末。自分の身体のことくらい自分が一番わかっているはず。心配なら、義母に見てもらうより前に病院へ行くべきですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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キモいんだけど
旦那、病院へ行ってそのまま一生入院
しといて。通話料がもったいないから、義母に
スピーカーで電話するな!嫌がらせか!