式場探しをする彼氏の姿に感激。でも、幸せな気持ちは一瞬で消えた。

最近週末によく出かけるヒロトに不安になり、ダイスケくんの家に行くと言って出かけたヒロトの言葉を疑った私。でも、ヒロトは本当にダイスケくんの家に行っていてホッとしたと同時に、ヒロトを疑ってしまった事を申し訳なく思いました。
2ヶ月後のある日、ヒロトが真剣な表情でスマホを見ていました。「何見てるの??」とヒロトのスマホを覗くと、画面には結婚式の特別プラン。

「あっ。もしかしてヒロトも探してくれてるの?」そう聞くと、ヒロトは焦ったように「え?あぁ・・うん。なんかマイだけに探させるのも悪いかなって」と言いました。「え・・うそ。嬉しい」予想外のヒロトの行動に思わず涙が溢れてしまいました。

「え?ど・・どうして泣くんだよ」と焦るヒロト。「だっ・・だって、なかなか予約してくれないから、私が急がせてるのかなって思って。真剣に考えてくれて嬉しい」私は涙を拭いながら笑顔で答えました。よかった。ヒロトも私との結婚をちゃんと考えてくれてる。

嬉しくなった私は「どんなところ探したの??見せて!見せて!」と前のめりでヒロトのスマホを覗き込みました。「え??あっ・・」とヒロトが慌てていると、ちょうどメッセージが届きました。

画面に表示されたメッセージが目に入ると、そこには『式場から週末に打ち合わせがあるって』とありました。差出人は『アユミ』という知らない女性の名前・・。何?どういうこと?式場??アユミって誰!??ついさっきまでの幸せな気持ちは一瞬で吹き飛び、私の頭は「?」だらけです。
スマホで式場を探すヒロトさんの姿を見て、ヒロトさんも結婚に前向きなのだと感じて思わず嬉し涙を流すマイさん。しかしその直後、ヒロトさんのスマホにアユミという女性から『式場から週末に打ち合わせがあるって』というメッセージが届きます。
ヒロトさんが結婚式場を探してくれているとわかっただけで嬉し涙を流したマイさん。それほど不安を感じていたということですよね。しかし、その喜びも1通のメールで吹き飛んでしまいましたね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
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