「夫もワンオペを心配して離れたくないって」幸せがにじみ出る

ヒロトさんに二股をかけられていたこと、結婚が決まった後もヒロトさんが女性と同棲していたことを知りながらも、お腹の赤ちゃんのことを考え、何も知らないフリをしてヒロトさんと結婚したアユミさんは、ヒロトさんに子育てを託し、「子育てで忙しかったらあの人のことを考えないかも」と思うも不安は消えず、偶然見かけたマイさんに思わず声を掛けました。
「あのっ!」アユミさんが声をかけると、「え?」と驚いて振り返るマイさん。「あの・・これ・・落としませんでしたか?」アユミさんがそう言うと、「え?あっ。私のじゃないです」と答えるマイさんに、「あっ、そうでしたか・・すみません」アユミさんがあやまりました。

そして、「あっ。今何か月ですか?私、育休復帰したてで・・」と赤ちゃんを見ながらアユミさんがそう言うと、「そうなんですね。うちの子9か月で・・」と答えるマイさん。アユミさんは「かわいいですね~」と赤ちゃんを見つめながらい言いました。

すると、「育休復帰してから大変ですか?」マイさんにそう言われ、「そうですね。時間が足りなくて・・でもウチは夫がかなり協力してくれていて・・」アユミさんがそう言うと、「わぁ、いいですね。ウチは海外出張が多くて、ワンオペになるかもしれなくて」とマイさん。

「夫も心配してくれてて、この子と離れたくないって言い出して」マイさんの言葉に、「もしかして、海外についていくかも・・?とか?」アユミさんがたずねると、「えぇ。それも考えてるんです」マイさんの言葉に、「愛されてますね~」とアユミさんが言うと、

「ふふふ。心配性なだけですよ。じゃ・・」そう言って頭を下げるマイさんに、「あっ。ごめんなさい。長話して。それじゃ」と挨拶したアユミさんは、「ヒロトの子どもじゃなかった。それにすごい幸せそうだった。じゃ・・ヒロトは何を考えているんだろ・・」と考え込んでいました。
マイさんに声を掛けたアユミさんは、赤ちゃんの話題でマイさんに話しかけることに。育休復帰についてマイさんにもたずねられ話が弾むなか、マイさんがとても幸せだと感じたアユミさん、ヒロトさんが何を考えているのかわからなくなってしまうのも当然ですよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
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