[19]元カノの隣にいるのは僕だったのに|結婚に臆病になっている私にイケメンが猛アプローチ

アイコンイメージ
前回のお話

同棲3年目の彼氏ヒロトさんとの結婚を考えていた矢先、ヒロトさんが年下女性のアユミさんと浮気をして子どもができ、突然別れを告げられたマイさん。ショックを受け抜け殻のようになっていたマイさんは、英会話スクールに入会を決めると勉強に没頭。スクールの同じグループにさわやかなイケメンのカイさんという男性がいましたが、失恋でやさぐれていたマイさんは何かと声をかけてくるカイさんをいけすかないと感じていました。一方、子どもができた責任を取るためアユミさんと結婚したヒロトさんは、数ヶ月後には必要最低限の会話しかなくなり、思っていたのと違う結婚生活の中でマイさんのことを思い出していました。その後、一人でイギリスに旅行へ行ったマイさんは財布を無くして絶望しているときにカイさんが仕事でイギリスにいることを思い出し助けを求めます。無事に帰国後、イギリスで親身になって色々と助けてくれたカイさんへの印象が変わったマイさん。お礼に食事をご馳走する約束を果たすため、帰国したカイさんと食事へ行くことに。すると、そこでカイさんから「結婚を前提に付き合ってくれない?」と言われ、思いもよらない告白にマイさんはビックリ。「そういうの考えてない?」と聞かれたマイさんは、ヒロトさんのことが頭をよぎり、「実は・・」と口を開きます。

1話目から読む

「今君を諦めたら後悔する」イケメンからの猛アプローチにたじたじ

イギリスで助けてもらったお礼にカイさんと食事に行くと、突然「結婚を前提に付き合ってくれない?」と言われビックリ。「そういうの考えてない?」と聞かれた私はヒロトのことが頭をよぎり、カイさんに話すことにしました。ヒロトとのことがあり結婚に前向きになれないことを打ち明けると、カイさんは「・・そっか」と静かに一言。「本当にごめんなさい」と謝ると、「マイさんは僕のことどう思う?」と聞いてきました。

私は「えーっと誠実な・・さわやかなイケメン?」と正直に答えると、カイさんは「ははっ。ありがとう」と笑い「ん~。じゃ、入籍してから付き合うっていうのは?」とまた驚きの提案。

「え??」と戸惑う私に、「僕は、浮気なんてしないし、君を大切にする自信がある」と力強く断言し、「マイさんは結婚の約束をしてからの不安が大きいんだったら、先に入籍するのはどう?」とにっこり笑顔を向けてくるカイさん。

カイさんの猛アプローチに、私は「え?」「はっ?」「え?」とたじたじに。周りの席の女性たちもカイさんのほうをチラチラ見ています。そんな視線などお構いなしに、カイさんは「ははっ。戸惑うよね。自分でもちょっと驚いてるんだけど。でも、今、君を諦めたら後悔すると思うんだ」と言い、私の手をギュッと握って「だから僕と結婚してくれない?」と言いました。

「今返事しなくても大丈夫だから。それだけ僕が本気だってことだけ今日は覚えておいてほしいな」と言われ、「あ・・でも」と上手く返事を返せずパニックの私。そのとき、私のカバンの中からスマホの着信音が聞こえてきました。

カイさんから結婚を前提に付き合って欲しいと言われたマイさんは、結婚目前だったヒロトさんに酷い振られ方をして結婚に前向き慣れない気持ちを正直に打ち明けました。「僕のことどう思う?」と聞かれ、「誠実なさわやかなイケメン」と印象を答えると、カイさんは「入籍してから付き合うのはどう?」とまたまた驚きの提案。戸惑うマイさんに、カイさんは「僕は浮気なんてしないし、君を大切にする自信がある」と力強く断言し、「今君を諦めたら後悔すると思う。だから僕と結婚してくれない?」と猛アプローチ。カイさんの情熱的なプロポーズにたじたじのマイさんが返事に困っていると、スマホが鳴っていることに気付きました。
自分でも驚くほどマイさんに惹かれているカイさん。本人の言うように大切にしてくれるのだろうなと感じますが、だからと言って結婚を即決することはなかなかできませんよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

この記事をSHAREする