[21]愛した人はモラ夫でした|退院後「今日からお世話になります」華やかな女性が家事をしにやって来た

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前回のお話

「僕が養うから仕事辞めなよ」とプロポーズされ、仕事を辞めて夫リヒトさんをサポートすると決めたハズキさん。結婚後、生活リズムを変えないリヒトさんのルーティンに合わせて家事を頑張るハズキさんでしたが、リヒトさんは優しい口調ながらもダメ出しばかり。掃除場所ややり方を細かく書き出したリストをハズキさんに渡したり、家事のタイムスケジュールまで決められ、予定をこなせないと責められる毎日で、次第に結婚生活が息苦しくなっていくハズキさん。そんな時、ハズキさんは妊娠しつわりが酷く家事ができない日が続きました。リヒトさんは口ではハズキさんの体調を気遣いますが、自分の生活が計画通りにいかないことに不満を募らせていました。その後、ハズキさんは入院することになり、リヒトさんの心配そうな素振りに看護師さんは羨ましそう。でもハズキさんは暗い顔。毎日面会に来ては食事量を確認したいから食事が出た時と食べた後の写真を送るようにと言い、看護師さんも二人の様子になんとなく違和感を感じるように。ハズキさんの入院で自分の生活リズムが乱れて不満を感じているリヒトさんが「早く帰ってきてもらわないと」と考えている頃、退院したらまたあの生活・・と不安で涙が止まらず、先生にも「今までと同じ生活は難しい」と言われたリヒトさんは、「僕の生活をサポートしてくれる人に来てもらかと思う」と言い、「ハウスキーパーさん?」とハズキさんは驚きました。
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「今日の体調はどう?」食事しながら妻を気遣う夫

退院後のことを考えると過呼吸になってしまうほど不安が強いハズキさん。産院の先生がリヒトさんに無理は禁物だと念押しすると、リヒトさんは納得したようでした。今までの生活リズムを変えたくないリヒトさんは、ハズキさんが今までのように家事などができないとわかると「僕の生活のサポートをしてくれる人に来てもらおうと思うんだけどいいかな?」とハズキさんに提案。ハウスキーパーを雇うのかと思ったハズキさんは不思議に思いつつ了承しました。

そして数日後。
「今日からお世話になります。田辺ユウコと申します」と華やかないで立ちの女性が玄関に。

「こ・・こちらこそよろしくお願いいたします」動揺しつつも挨拶したハズキさんに、「奥様は大変だと思いますので、お休みいただいて大丈夫ですよ」そう言われ、「・・ありがとうございます」と言うと、

その後、テキパキと掃除に洗濯と家事を進めるユウコさんに、「・・すごいなぁ・・」と呟くハズキさん。その後、「ただいまー」とリヒトさんが帰ってきました。

すると、「おかえりなさいませ。食事ができていますがお風呂にされますか?」ユウコさんに聞かれ、「んー・・食事にしようと思う」と答えるリヒトさん。「わかりました」と答えたユウコさんに、「奥様もお食事できますか?」と聞かれ、「はい・・」とハズキさんも返事をしました。

「では準備いたしますね」そう言ってキッチンへ向かうユウコさんに、「あ・・ありがとうございます」とお礼を伝えるハズキさん。
その後、「ハズキ、今日の体調はどう?」リヒトさんに聞かれ、「あ・・うん。今日は田辺さんが色々してくれたおかげで、ずいぶん楽させてもらったよ」と伝えました。

ハズキさんが退院してから数日後のこと。突然やって来た田辺ユウコと名乗る女性。驚きつつも、テキパキと家事をこなすユウコさんを「・・すごいなぁ・・」と見つめていたハズキさん。その後、帰宅したリヒトさんは、平然と食事を選択しましたが、ユウコさんとは一体どんな関係なのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

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