[19]愛した人はモラ夫でした|入院中の妻を徹底的に監視「食事の量を確認するから写真送って」夫の奇行に目が点

アイコンイメージ
前回のお話

「僕が養うから仕事辞めなよ」とプロポーズされ、夫リヒトさんをサポートすると決めたハズキさんは、リヒトさんのルーティンに合わせるよう努力していました。早朝5時にジョギング、帰宅後にシャワーを浴びて出勤準備、そして、出来立てのパンを出して欲しい、いつも綺麗な格好をしていて欲しいとリクエストされ、朝4時に起床してパンを捏ね、メイクをして身支度を整えるように。リヒトさんが仕事の間は休憩時間も惜しんで掃除、洗濯、買い出し、夕食作りと家事を頑張るも、帰宅するなり出来ていない部分を指摘された上に、家事の仕方まで細かく書かれたやることリストを渡されて絶句。頑張ってやってみるも結局は気に入らず文句ばかり言われ、この頃から息苦しさを感じるようになったハズキさんの生理周期を確認していたリヒトさんは、数か月後ハズキさんから妊娠したと報告を受け「計画通りだ・・」と呟きました。ハズキさんのつわりが酷くなり不満を覚えたリヒトさんは、更に酷くなるハズキさんの様子を見て、「もしかして休みたくて手を抜いてるだけなんじゃ・・」と決めつけ、寝ているハズキさんを無理やり起こして夕食の支度を迫り、「たださぼりたいだけじゃないの??」と責めた後、お風呂の掃除はしておいてと外へ食事に。一人になったハズキさんは「ちゃんとママになれるのかな・・」と不安で涙がこぼれました。

1話目から読む

「明日から毎日様子を見に来るから」看護師のうっとり顔に変化

ある日リヒトさんに大きな声で起こされたハズキさん。いつの間にか寝てしまい、リヒトさんが帰ってきたのにも気づいていませんでした。まだ体調の悪いハズキさんに「今から夕飯の支度をしてくれるかな?」と言い出すリヒトさんに「たださぼりたいだけじゃないの?」と責められたハズキさんは、「ちゃんとママになれるのかな」と涙をこぼしました。

その後、ハズキさんは病院へ。
「食事を摂れていないので、しばらく入院して様子を見ましょうか」先生にそう言われ、「・・妻は大丈夫でしょうか?」リヒトさんがたずねると、「はい。でも・・あまり無理をしないようにしないといけませんね」先生にそう言われ、

「だから、辛くてもしっかり食べないと・・赤ちゃんのためだよ?って何度も言ってたのに」と病室のベッドで横たわるハズキさんに言うリヒトさん。そう言われて「・・ごめんなさい」と謝るハズキさん。

その後、「・・じゃあ、明日から毎日様子を見に来るからね」そう言って帰って行くリヒトさん。すると、「旦那さん、すごく心配してくださってるんですね!!大切にされてるんですね~」と看護師さんが言うも、何も言わないハズキさん。
そして、「ハズキ気分はどう?今日はどれくらい食べられた?」またある日は「顔色悪いね・・今日はちゃんと食べられた?」そしてまた次の日は「今日も食べられてないの?ダメだよ?赤ちゃんのためだろ?」とリヒトさんは毎日何かしら言って帰りました。

さらに、「明日から食事の量を確認したいから、食事が出た時と食べた後の写真を送ってくれる?」リヒトさんの言葉に驚く看護師さん。ハズキさんが「あ・・分かった」と答えるのを見て、

なんだか不思議な気持ちに。
病院を出たリヒトさんは、「ハズキがいなくなってから、生活リズムが乱れっぱなしだよ・・早く元気になって帰ってきてもらわないとな・・」と呟いていました。

出産を控え、つわりが酷く体調がすぐれないハズキさんは病院へ。食事が摂れていないため入院することになり、毎日様子を見に来るというリヒトさんの優しさに看護師さんはうっとり。「ハズキがいなくなってから生活リズムが乱れっぱなし」と言うリヒトさん、自分で何かをするという発想は全くないみたいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

この記事をSHAREする