[12]愛した人はモラ夫でした|細かい指摘「時間かかるのは休んでるから」座って休憩すら許さない夫にモヤる

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前回のお話

「僕が養うから仕事辞めなよ」とプロポーズされ、仕事を辞めて夫リヒトさんのサポートを頑張ろうと決めたハズキさん。生活リズムを変えるつもりはないと宣言するリヒトさんは、ハズキさんに自分のルーティンに合わせるように求めます。早朝5時にジョギングへ行き、帰宅後にシャワーを浴びて出勤準備をするのがルーティンのリヒトさんは、それに合わせて出来立てのパンを出して欲しい、自分の前ではいつも綺麗な格好をしていて欲しいとリクエスト。要望に応えるため、ハズキさんは朝4時に起床してパンを捏ね、メイクをして身支度を整え、5時にリヒトさんを起こし、リヒトさんがジョギングに行っている間に慌ただしく朝食を準備。「すごい!」と褒めてくれるのを喜ぶハズキさんでしたが、「惜しい!80点」とさらに細かい要望を出してくるリヒトさん。その後、仕事へ行っている間は休憩時間も惜しんで掃除、洗濯、買い出し、夕食作りと家事を頑張るハズキさんですが、帰宅するなり「今日ちゃんと掃除した?」「ベッドシーツちゃんと替えた?」と出来ていない部分を指摘し、「やることリスト」を作ると言い出すリヒトさん。その後、手渡されたやることリストには、掃除する場所と注意点、お風呂掃除に洗濯にアイロンまで・・事細かに支持が書かれていて絶句。「慣れればできるよ!」と言われ、「頑張らなきゃ・・」とハズキさんは覚悟しました。

1話目から読む

「掃除はしてほしいけど大きな音は立てないでね」どこまでも指示

仕事から帰ってきたリヒトさんはやることリストを作ると部屋を出ていきました。しばらくすると、掃除するべき場所や掃除方法などがびっしりと書かれた紙を渡され戸惑っていると、「シャツのアイロンがけもちょっと甘いかな!」とダメ出し。「慣れればできるようになるよ!」と言われ、「頑張らなきゃ・・」とハズキさんは思いました。

そして休日の朝。とはいえリヒトさんのルーティンは普段通りでした。
「ごちそうさま」朝食を食べ終えたリヒトさんは、「じゃあ今から資格の勉強するから。掃除はしてほしいけど、あまり大きな音は立てないでね」と言い、「うん」と返事をしました。

その後、「静かに・・静かに・・でもいつも通りに家事をする・・」と呟きながらフロアモップで掃除をし、「ふー・・やっとひと段落・・。ちょっと休もうかな」とソファに座ると、

「・・ハズキ?」と部屋から出て来たリヒトさんに、「どうしたの?体調悪い?」と声をかけられ、「あ・・違うの。ひと段落したから少し休憩してたの!心配してくれてありがと・・」と言うと、

「はぁ・・ハズキがいつも時間かかるのは休んでいるからじゃないかな??」そう言うリヒトさんに、「待・・」と言いかけると、「時間の使い方を見直した方がいいかもしれない。僕が考えてあげるよ」そう言うと、部屋へ入ってしまいました。

「時間の使い方・・私なりに頑張っているつもりだけど・・」と腑に落ちない気持ちになった私。
その後、「はいこれ。僕が考えたタイムスケジュールだよ」そう言われて「え・・・」と動揺してしまいました。

ハズキさんの家事のできなかった部分を指摘するリヒトさんは、「やることリストを作成し、「慣れればできるよ」とハズキさんを励ましました。その後、休日もいつも通りのルーティンを過ごすリヒトさんに合わせ、同じように朝食を準備するハズキさんは、リヒトさんの邪魔にならないよう、静かに掃除し、ひと段落とソファに座ると、部屋から出て来たリヒトさんに休憩してたと言うと、「いつも時間がかかるのは、休んでいるからじゃないかな??」と言い出し、「時間の使い方を見直した方がいいかもしれない」とタイムスケジュールを作るリヒトさん、こんながんじがらめの生活は耐えられそうにありませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

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