習い事は野球一択!?息子の気持ちは一切無視

家族旅行の予定が中止になってしまったゴールデンウィークがやってきました。夫は友達との集まりに出かけて行ったので家にはアオイと2人。「お天気もいいからどこかおでかけしようか?」と聞くと、「うん!あのね、動物園に行って絵を描きたいんだ」と言ってアオイがスケッチブックと色鉛筆を取り出しました。

アオイのリクエストに応えて動物園に行くことにした私たち。アオイは興味津々で動物を見たり、真剣な表情で絵を描いたりしていて、楽しんでいるアオイの姿を見られて私も嬉しくなりました。

帰りの電車で「楽しかったね~」と話しかけると、「僕ね、絵をいっぱい描きたいんだ~」と教えてくれたアオイ。「絵の教室の体験とか行ってみる?」と提案してみると、アオイは「うん!」と目を輝かせました。

その夜。友達との集まりから上機嫌で帰ってきた夫にさっそく「あのさ、アオイがね、絵の教室に通いたいって言ってて。今度見学に行こうかなって思ってるんだけど。よさそうなとこ見つけたし」と話しました。

すると、夫は「いやいやいや。野球!や・きゅ・う!俺は野球させるって決めてるから」と熱く主張。私が「え?でもアオイがやりたいってことを・・」と私が言っても「俺が説得するから」と聞く耳を持ちません。
夫の都合で家族旅行が中止になってしまったマヤさんは、動物園で絵を描きたいというアオイくんのリクエストに応えて二人で動物園に行きました。動物園を満喫した帰り道、絵をいっぱい描きたいというアオイくんの想いを聞いたマヤさんは「絵の教室の体験とか行ってみる?」と聞いてみると「うん!」と目を輝かせたアオイくん。マヤさんはその夜さっそく夫に絵の教室のことを話してみたのですが、夫は「俺は野球させるって決めてるから」と一蹴。アオイくんがやりたいと言うことをやらせたいとマヤさんが言っても、「俺が説得するから」と聞き入れてくれませんでした。
子どもにこれをやらせたい、やってほしい、という親の気持ちもわかりますが、子どもの気持ちを一切無視して決めるのはどうかと思いますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。