「少し休憩しようか?」空気を変えようと提案するも逆効果

アオイの宿題を夫と言い争った数日後、夫はアオイくんが宿題をしているところに「なんだ?こんな計算もわからないの?」と言いたい放題。マヤさんが間に入るも「俺はこの歳の時はもうできてたけど?」とドヤ顔の夫に「アオイはアオイのペースで頑張ってるんだから」と反論するも、「あ~お前に似たってことか。アオイ、かわいそうだな~。俺に似ればよかったのに」と言いながら、さも残念そうにアオイの頭を撫でるの姿に激しい苛立ちを感じました。
そして、「アオイ、少し休憩しようか?おやつにしよ」と声をかけると、「うん!!」と嬉しそうに頷くアオイ。その空気を換えようと思ったこの発言が、夫は気に食わなかったようでした。

そして、「休憩?そんなもの必要ないだろ?嫌なことはすぐ終わらせろ」と言い出す夫に、「あのさ、その言い方だと、アオイに『勉強=嫌なもの』って植え付けてるようで嫌なんだけど?」私がそう言うと、

「植え付けてる?勉強が嫌なものって本当のことだろ?やりたくないことでも、やらなきゃいけないことはあり。だから勉強が嫌でもやらなきゃいけない。そう言ってるだけ。俺、間違ってる?と言う夫に、

「でも、最初から『勉強=嫌なこと』と植え付けるような言い方しなくても・・」そう思いながら、「それはあなたは思ってるだけだよね?アオイは嫌って思ってないよ!」と私が反論すると、

「勉強嫌だよなー?こんな簡単な問題もできないんだもん」「なぁ、アオイ」と言い出し、無言になるアオイくん。その姿を見て「なんなの・・それ・・」と心の中で呟いた私は、怒りで震えがとまりませんでした。
宿題でわからない箇所があり、夫にけなされてしまったアオイくん。マヤさんは、その場の空気を換えようと「少し休憩しようか?」と提案するも、夫は気に入らず、アオイくんの部屋を出てからも文句を言い出し、「勉強は嫌なものじゃない。アオイはそう思ってるよ!」というも、「勉強嫌だよな、こんな簡単な問題もできないんだもん」と言い、マヤさんの怒りはますます大きくなってしまいました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。