前回の話
なんとか熱も下がり、学校行事に参加したシンゴくんとママ、するとナオキくんママに声を掛けられ、「今しかない!」と冬の間は車で送迎するから別々に登校しようと提案したところ、「ナオキがひとりになっちゃう!心配だからナオキも車に乗せてもらえたりする?」と言われ「車に乗せるのは心配だから・・」と断ると「じゃ一緒に歩いて行けばよくない?」と堂々巡り・・。そんな時に仲良くしている2人を見ると、ママの決心は揺らぐのでした・・。
自己中ママ友が無理すぎる[6]守られない約束
ナオキくんママに、
「・・わかった。子ども達も楽しそうにしてるから、しばらくはいつも通りで」と伝えると、
「本当!?」とうれしそうに言うナオキくんママ、
すかさず
「ただ、すごく吹雪いてる日で、長く待ちそうな時は、申し訳ないけどシンゴを玄関の中で待たせてやってもらえるかな?
玄関にあるものとか、触ったりしないようには言い聞かせておくから」
そう伝えると、
「ありがとう~!助かる~!シンゴくんはおりこうさんだから、うちの玄関でいたずらなんかしないでしょ。お待たせするときは、玄関の中に入ってもらうね!」
と、パァっとにこやかな笑顔で話すナオキくんママ、
そんなうれしそうなナオキくんママを見たママは、モヤモヤを抱えたままだったものの、
吹雪の中、シンゴくんが外で待つことはなくなるかなと思い、ホッとしていたのですが・・
「ヒッ・・また発熱・・!」
今後は39度の熱が出てしまったシンゴくん、
また吹雪の中待たされるという、同じことが繰り返されて1週間ほど学校を休むことになってしまいました。
シンゴくんに聞いたところ、「すぐに出るから」とインターホン越しに言われ、ずっと吹雪の中待っていたようで・・
熱が出たのはこれだけが原因じゃないと思いつつ・・
「もう、ダメだ・・」と呟いて、すぐにメールを送りました。
最近、シンゴが体調を崩しやすくて、ナオキくんにうつすと申し訳ないから、春になるまでシンゴを学校に送っていくね。暖かくなったらまた一緒に行こうね~。
ナオキくんのママに
「ナオキの登下校がひとりになって困る」とか「車で送るならナオキに一緒にお願い」と言われる前に、
「朝、シンゴを車で送るのはもう決めたこと」として伝えたのでした。
その後、冬の間別々に登校することが決定してからは、ストレスなく登校できるようになったのでした。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「自己中ママ友が無理すぎる」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:めめ
めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。