どうして勉強しなくてはいけないの?と聞かれたらあなたはどう答えますか?今回はライフワークとして小学生に講演も行っている、医療法人社団みぶな会ひなたクリニック院長、三橋 裕一先生にお答えいただきました。
どうして勉強しなくてはいけないの?と聞かれたらどう答えますか?
勉強している本人はどうしても勉強をしたくないので、勉強をしなくても良い理由を考えます。私もそうでした。
大人になっても役に立たないという人もいますが、現在はそう思いません。
どうして勉強をしようと思いましたか?
勉強をしなくてはいけないと考える理由が、以下になります。
1)資格を取るための武器になる
2)物事の考え方が身につく
3)人の信用、信頼を得られる
1つ目は⽬的を達成するために資格を取らなければならない場合、勉強が必要だからです。
大人になってからの勉強はとても⼤変で、時間もかかるので、将来何かになりたい場合、資格が必要なら、資格を取るための強力な武器になります。
2つ目の理由は、順序だてて考える力が付くからです。大人になって仕事、生活で解決しなければいけない、いろいろな問題が出てきます。
それに対して、勉強で学んだ物事を順序だてて考える考え⽅は、非常に役立ちます。
3つ目の理由は約束を守ることが、信用に繋がるからです。毎日の宿題、長期休暇などの宿題などをするのが嫌だけれど、決められた日までに行うことで、きちんと約束を守ることに繋がります。
約束をきちんと守るということは、いい加減な仕事をしない、つまり⼈に信用してもらうことに繋がります。信用はお⾦で買えない、と言いますがまさに言葉どおりです。
以上の理由で勉強は絶対に必要だと思います。
私は小学生向けの講演でよく、以下のようなことを話します。
勉強をして、有名大学に入学したり、一流企業に入ったり、医師になったり、弁護士になったりすることが目的になってしまっている人が多く、親もそれを刷り込んでいる人が見受けられる。本来、これらは手段(道具)であり、これらの道具を使って自分の人生を切り開いていくことが必要であるが、目的となってしまっている。そのために、達成してからどうしてよいかわからなくなっている人が多い。
そこで終わりではなく、そこから自分の幸せを考えていきましょう。というような趣旨の内容でお話しています。
お子さん自身が勉強は将来のためになる大切なことなんだ、と思えるようなサポートができれば素晴らしいですね。
[執筆者]
三橋 裕一先生
医療法人社団みぶな会ひなたクリニック
[プロフィール]
会津若松出身の54歳。家業は自動車修理工場。現在は札幌にひなたクリニックを開業して17年目。
医師になろうと決めたのは高校2年生の夏。身近な、ごく普通の家庭の人が医学部合格し、なりたいと思って頑張ればなれるよ!と言ってくれた言葉。幼少期からなりたいかもと思っていたが、医師の子どもとか、すごく勉強できる人しかなれないし、なりたいなど考える事さえいけないと思っていた。1浪して医学部合格し、医師として奮闘中。その経験から小学生に思考は現実化する【なりたいと思わなければ絶対なれない】の講演を行なっている。
医師になることや、有名大学に合格することが目標になっている人を見て疑問を持ち、自分にしか出来ない事をして、人からありがとうと言ってもらえる事を探し続けている。
現在はライフワークである総合格闘技のリングドクターや、婦人科で行う医療VIO脱毛【介護脱毛】のパイオニアとして日々奮闘中。趣味はバイクで、北海道フードマイスター、利酒師の資格を持ち、美味しい食べ物、お酒、バイクをこよなく愛する医者です。
医療法人社団みぶな会ひなたクリニック ホームページ
http://www.hinataclinic.com/