子どもが寝ている時にギリギリと歯ぎしりしたり、歯を食いしばったりするように!そんなときはどうしたらいいか、ホワイトニングクリニックA院長、近藤幹雄先生にお伺いしました。
子どもの歯ぎしりの原因は?
子どもの歯ぎしりについてですが、まずは、直ぐに心配しなくても大丈夫です。
そもそも、何故、歯ぎしりをするのかというと、心の葛藤、日常で表現出来ないストレスが 寝ている無防備な状態な時に、心の表現として現れるのです。
一言にストレスと言っても 悪いストレスばかりではありません。言葉の表現に、歯を食いしばるとか奥歯を噛み締めるとかあるように、人は何かを一生懸命にする時には、歯を噛み締める習性があります。もしかすると、夢の中で何かに一生懸命になっているのかも知れません。また、我慢する時も人は歯を噛み締めます。そんな夢を見ているのかもしれません。

ストレスで歯ぎしりをする子どもに、親ができることって?
では、親としてはどうしたらいいのでしょうか。
やはり、コミュニケーションが一番大切だと思います。
今日の出来事のお話を聞いてあげ、頷き、共感してあげること。否定したり、間違いを指摘して訂正してみたり…そんなことをすると、かえって逆効果です。
なかなか、そのままを受け入れることは難しいかも知れませんが、心にゆとりをもって接してあげて下さい。
病院へ行くタイミングは?
症状がなくても、仕上げ磨きの時や、奥歯の歯の頭がすり減っているようなことがあれば、歯ぎしりをしているサインなので注意して見てあげてください。何か不安があるだけでも、歯科を受診しても構わないと思います。
また、歯ぎしりがあまりにひどく、歯科医院を受診する必要がある場合は、虫歯ではないのに歯がしみてきて知覚過敏が酷くなった場合、または、それを通り越して痛みを訴えた場合は、受診された方が良いと思います。
治療方法としては、知覚過敏処置、マウスピースの作成などがあります。
歯ぎしりは、子どもの心の何かのサインです。まずは、いろいろ話を聞いてあげましょう。
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