実録!中学生のチャットアプリトラブル!未読500件?グループ外し?便利なスマホだけどルールの必要性を実感した。

我が家は子供たちにスマホを与えていますが、以前いろいろなトラブルが起こったため。
チャットアプリはアンインストールし、家族間の連絡にはシンプルなメッセージアプリのみを使用していました。
今までそれで全く問題はなかったのですが、小学校卒業を機にスマホユーザーが増え始めたようで、長男に懇願され、彼のチャットアプリアカウントを復活させることに。

早速お友達とのやりとりに彼のチャットアプリは大活躍。
オンラインゲームで対戦する時間を決めたり、複数人で通話したり、楽しくて仕方ないよう。
『そりゃ、そうだよね~』
だって今は、友達同士のコミュニケーションはチャットアプリが断然主流!
使用時間が長めでも、多少は大目に見ようと思っていました。



しかし・・・。
ちょっと操作に詳しい子が『卒業生グループ』を作ってくれたらしく。
総勢30名ほどのグループに、彼も参加。
そこから、事態は大きく変わってきました。

トラブル1:鳴りやまないメッセージの嵐


チャットグループの参加者が20名を超えたあたりから。
彼のスマホは、文字通り四六時中鳴りっぱなし。

何をそんなに送りあっているのか聞いてみると、
「おはようとか、これからご飯食べるとか、風呂入ってくるとか・・・」
大人からしたら、
『それ、いちいち送る必要あるんかい??』
と言いたくなる内容。

グループができたばっかりなので、しばらくはこの状態が続くのかな、と思いましたが。
飽きっぽい男子たちはだんだん面倒くさくなり、送らなくなっていっている模様。
しかし、なぜか一向に鳴りやまないメッセージ。
もちろん、通知音は消してありますが。
それでもバイブ音がうるさいので、卒業生グループの通知はOFFにしてもらうことに。
長男曰く「数人の女子同士で話してるだけで俺には関係ない」内容らしい。
長男と長女のスマホは夜10時を過ぎると操作ができないようにしてあります。
それでも念のため、夜はリビングで充電することにし、自室に持ち込めないルールなのですが。
私が夜寝る前にリビングにあるかどうかを確認すると。
なんと長男のチャットアプリの未読件数が300件越え!!
時間にして0時半。
見ている間にも、どんどん未読件数が増えていきます。
(・・・まだ起きてる子、いるのか~)
ビックリしつつ寝ましたが。
朝長男に聞いてみると、未読が500件ほどあったとのこと。
やはりメッセージを送りあっているのは数名の女の子のようで。
なんと、3時過ぎまでやりとりしていたそうです。

トラブル2:陰口が送られてくる??


チャットアプリといえば、未読スルーや既読スルー問題がつきもの。
やっぱり、中学生間でも起こりました。
頻繁に連絡を取り合っている女の子たちの間から、

「せっかくグループに入っているのに何の反応もしてこない人がいる」
「それどころか、見てない人も」
「見てないならなんでグループ入ったの?」
「ありえなくない?」
のようなメッセージが届くようになったそう。
長男の感想は『女ってこえぇ~』らしい。

当初は、個人名などは出ていなかったそうですが。
だんだん、「〇〇は一度も返事してない」のように、名前があがってくるようになり、日ごとにギスギスした雰囲気に。
結果、長男をはじめ男子の多くは、チャットグループに参加しなくなっていったそう。
まぁ、女子と男子では、会話の内容が違いそうだからなぁ・・・。
私もそうですが、女性ってとりとめのない会話が好きですよね。
反対に、男性は用件のみを送ってくるイメージ。
とりあえず、女子同士のいざこざに男子が絡むとろくなことにならないからスルーで、と彼に伝えると、彼も「そのつもり」とのこと。
揉めてそうだからといって親が出ていくわけにもいかないので、ほっておくことにしました。




トラブル3:ついに起こった! グループはずし

「やべぇ」
ある朝、起きるなりチャットアプリを確認していた長男が一言。
理由を聞くと、トークに参加しないメンバーに怒った女子が、今まであまり返信してこなかった数名を、グループから突然除外してしまったとのこと。
どうやらその子は誰にも言わず、独断で行ってしまったそうで。
「参加しないなら外されても仕方ない」派と。
「卒業生ならだれでも参加できるのがルールで、強制されるいわれはない」派に分かれて大揉め状態になってしまった模様。
しかも、今まで全く参加してなかった学年のモテ男くん(足が速く背が高い)はなぜか残っており。
そのあたりも、揉め事を大きくしているらしい。
結局、除外をしてしまった子が周りから大きく責められ
「じゃあ、私が抜ければいいんでしょ!」
となり、その子が抜けてしまったそう。
だからと言って、問題が解決したわけでもなく。
長男たちは、結局男子のみのグループを作ることにして、そちらでやり取りを始めたとのこと。
ちらっと見せてもらいましたが、コメント付きでコント動画が送られてきたり。
変顔を写メして競い合っていたり。
なぜか、突然しりとりがはじまっていたり。
・・・男子グループは、子供っぽいというか、平和な感じ。
さらに、私も知らなかったのですがチャットアプリでカードゲームもできるようで、彼らなりに楽しんでいるようでした。

子供にチャットアプリをどう使わせるか。
なかなか難しいとも思いますが、今の子供たちにとっては貴重なツールでもあります。
我が家でも、ちょくちょくルールを見直しつつ、上手に付き合っていければいいなと思いました。
ちなみに卒業生グループはなんとか和解し、全員が復活という形に落ち着いたよう。
グループそのものも落ち着いたのか、通知頻度もかなり減り、そこは母として安心しました。
いろいろありましたが、今回の件は男子があまり関わっていなかったため、親として気が楽だったのは事実。
チャットアプリのようなツールは、女子の特性のほうが、親和性が高いのかもしれませんね。

まだ長女の友達はスマホを持っていない子が多く、彼女のチャットアプリは止めたままなのですが。
長女が本格的に使うようになったときは。
長女自身が、かなり気が強いこともあり。
長男の時よりいろいろ起こりそうで、ちょっと心配です・・・。

チャリダー主婦
中学2年生の息子と小学6年生の娘のワーママ

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