前回の話
面識のない姪ユメちゃんから電話を受けたユイナさん。理由も言わず、日にち指定で実家に呼ばれました。なぜ自分が呼ばれたのかと疑問に思いながらも言われた日に実家に帰ってみると、実家には姉サナさんとユメちゃん、弟のソウマくんが来ていました。なんとなく空気を読んだユイナさんは「ちょっと荷物を取りに来た」とユメちゃんから電話があったことは黙っていました。2階の部屋に入り、どうしたものかと考えていたユイナさんです。
姉と比べられて育った私[8-1]姪が伝えたいこと
「はじめまして」と言ったユメは、電話のことを知られたくなさそうだったしなぁ。そう考えていると、「ユイナさん?」とユメが部屋をノックしてきた。
「おばあちゃんが、ご飯できたから呼んで来てって言ってました。」聞くなら今しかない。「この間の電話は?何かあったんじゃないの?」そういうと、ユメは少し沈黙してから
「みんなとご飯食べたらわかります。」それだけ言って1階へおりて行った。
次の話
—————-
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。