[3]実家に寄り付かなくなった私。彼氏の優しさで満たされる。姉と比べられて育った私|ママ広場マンガ

前回の話
高校もトップの進学校に進んだ姉のサナさん、ユイナさんはと言うと、三者面談でどの高校に入れるか?という話に・・(汗)最終的にサナさんとは真逆の、入学できる高校に進学することに。そして数年後、超難関大といわれるX大学に合格したサナさんを、友達に絶賛されご機嫌なお母さんの横を、派手な服とメイクの女性が男性と腕を組んで歩く姿に釘付けになったお母さんは、その女性がユイナさんだと気づいて愕然として・・

姉と比べられて育った私[3]彼氏と同棲。私の居場所を見つけた

派手な服とメイクで家に帰ったユイナさんを、すかさず呼び止めたお母さん、
「恥ずかしい恰好で男の子と腕を組んで歩かないで!」と言われ、家を飛び出したユイナさんは、
そのまま彼氏の家に転がり込むことにしたのでした・・

そして高校卒業後・・

「ユイナただいまー」
「あ」

ユイナさんは彼氏と同棲を始めたのでした。

「おかえり!今日はリョウの好きな肉じゃがだよ~!」とうれしそうに話すユイナさんに、
「うわマジ?最高じゃん~」というリョウさん、さらに

「あ、ネイル短くした?可愛いねこれも」と言われて
「えへへ・・その方が家事とかしやすいしさ~」と答えるユイナさん、

「ありがと」
「大好きだよ」

そう言ってくれるリョウさんに、

がんばったらがんばっただけ褒めてもらえる。うれしい。しあわせ。満たされる。
今まで埋まらなかった寂しさを、リョウが埋めてくれた。

と、ユイナさんは感じていたのでした・・。

そしてある日のこと・・

ブッ、ブッとユイナさんの携帯にメールが届き、
「メール?なんだろ・・」と思い見てみると、

「ユイナへ
お姉ちゃんが結婚することになりました。

くれぐれも恥ずかしくない格好でくるように」
と書かれていて・・

恥ずかしくない・・ってなんだよ・・ギャルメイクで行ってやろうか・・
と思いながらメイクしていると・・

「あれ?ユイナ」と声がして・・





「今日すげ~清楚メイクじゃん、どーしたの?イメチェン?」とリョウさんに聞かれ
「お姉の結婚挨拶に呼ばれて行くの~恥ずかしくない格好で来いってさ」と答えると、

「ユイナはどんな格好してても恥ずかしくないよ。かわいいよん」と言われて・・

「・・ありがとぉ~その言葉で、実家で何言われてもがんばれるよぉ~」とうれしくなるユイナさんに
「ンな大袈裟なw」と言うリョウさん、

そしてユイナさんはドキドキしながら久しぶりに実家へ・・

すると久しぶりに会ったお母さんに、
「・・・久しぶりね。ユイナ・・まあ・・あの時のメイクよりはマシかしら」と言ったかと思うと、

「ワンピースは買っておいたものに着替えておきなさい。
お姉ちゃんが恥ずかしい思いをしたらかわいそうだからね」と言われて・・

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「比べられた姉妹」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [作画]コハダさんさん

コハダさんさん
アニメ好きのじぃじ、お茶目なばぁば、ダウン症の優しい弟に囲まれた日常を描いてます。

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