彼の友達に紹介されたけど、やっぱり彼女とは言ってくれない。

バスケの助っ人として呼ばれたレンに連れられ、体育館に来た私。すでにたくさんの人が集まっていて、にぎやかな様子。私ははじめての場所に緊張しながらも、レンの後ろに隠れて体育館に入りました。

レンが「お疲れ~」と声をかけると、場の雰囲気がぱっと明るくなりました。「久しぶりじゃん」「今度飲もうぜ」と話しかけられるレンを見て「やっぱり色々な人と交流がある・・・」とあらためてレンの人気ぶりを目の当たりにしました。

レンが来たことに気付いたのか、ぞろぞろと人が集まってきました。そこには男の子だけでなく女の子の姿も。すると、派手な女の子がレンの肩に手を置き、「久々じゃーん、飲みに行かない?」と誘います。レンも「おー行く行く」と何やら親し気な様子。私は、「誰!?距離近くない!?」と気が気でなりませんでした。

レンの周りにいる女の子、みんなおしゃれで可愛い・・・レンが取られたらどうしよう・・・そう考えていた時、レンを取り囲んでいたうちの1人が私に気付き、「もしかして・・・彼女~?」と聞いてきました。

女の子の質問に、レンは「ん~?仲いいんだ~」とはぐらかすように答えます。やっぱり彼女って言ってくれないんだ・・・分かっていたことだけど、あらためて言われると悲しい気持ちになりました。女の子は少し間を置いて「ふ~ん」と何か言いたげな様子。含みを持たせた返答に、私はさらに不安になりました。

「来ない方が良かったかな」とショックを受ける私でしたが、色々な人に話しかけられても私を気にしてくれる・・・それだけで幸せな気持ちになりました。モヤモヤすることも多いけど、そのうち、ここに遊びに来るのが当たり前になりました。レンは男女関係なく誰とでも仲良くする人だから、一番好きなのは私だから、と自分に言い聞かせて・・・。
バスケの助っ人として呼ばれたレンさんに連れられ、体育館に来たミカさん。レンさんが「お疲れ~」と声をかけると場の雰囲気がぱっと明るくなり、周りに人が集まってきました。そこには男の子だけでなく女の子の姿も。すると、派手な女の子がレンさんの肩に手を置き、「久々じゃーん、飲みに行かない?」と誘います。レンさんも「おー行く行く」と何やら親し気な様子。ミカさんは気が気でなりませんでした。すると、レンさんを取り囲んでいた女の子うちの1人がミカさんに気付き、「もしかして彼女~?」と聞いてきました。レンさんは「ん~?仲いいんだ~」とはぐらかすように答えます。やっぱり彼女って言ってくれないんだ・・・分かっていたことだけど、あらためて言われると悲しい気持ちになるミカさん。女の子は少し間を置いて「ふ~ん」と含みを持たせた返答をしました。「来ない方が良かったかな」とモヤモヤするミカさんでしたが、そのうちここに遊びに来るのが当たり前になりました。
体育館に来たことで、レンさんの交友関係を知ったミカさん。好きな人が異性と親しげに話していたら、誰だって不安になってしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母2
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