[33]クズ男に恋した私|壮絶な別れ話「私かその女か今すぐ選べ!」覚悟を決めた女がカバンを振り回す

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前回のお話

引っ込み思案なミカさんは、大学のインカレサークルで出会ったレンさんに恋をしました。「一番好きだけど付き合えない」とフラれてしまったものの、諦められず曖昧な関係を続けました。それから時が経ち、ミカさんは社会人に、レンさんは大学を中退して遊び歩く毎日。レンさんを信じるミカさんは、スーツを買ったり食事をご馳走していましたが、ある日アツシさんから、自分は都合のいい女であることを知らされるも、信じたくないとレンさんにメッセージを送るミカさん。既読にもならないまま2週間が過ぎた頃、「レンがバスケに来る」と聞き、仕事終わりに駆け付けると、レンさんの隣には知らない女性の姿が。ショックで心身ともに疲労し会社を休んだミカさんは、バスケサークルにいたカナコさんとモカさんとと遭遇。すっかり仲良くなり失恋の傷が癒えた頃、女子トークを楽しんでいたミカさんたちのスマホに1件の通知が。順番に届き、最後はミカさんのスマホに。表示された画面を見て3人がスマホを差し出すと、レンさんから全く同じ内容のメッセージが!アツシさんに電話し、レンさんが彼女にフラれたことを知り、もっと詳しく聞こうとアツシさんを呼び出すことに。ミカさんがいると知って急いでやって来たアツシさんをからかいつつ話を聞こうとすると、ミカさんを気遣うアツシさんに「もう全然大丈夫なんで!」とミカさんが言い、別れ話を聞くことになりました。

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「この女がレンをたぶらかしたの??」標的を彼女に変えて攻撃

「レンが彼女にフラれたって」カナコがそう言い、もっと詳しく聞こうとアツシくんに電話した後、「アツシ、すぐ来るって言ってたでしょ~?」「言ってた。言ってた」とモカと2人で盛り上がっているのを見て頭をひねる私。その後、やって来たアツシくんが私に気を遣うのを感じ「私、もう大丈夫なんで!」と言って別れ話を聞くことになりました。

そして始まった別れ話。
レンが彼女といる時にやって来た女性がレンに詰め寄り、「私が彼女じゃなかったの??」と言うと、「俺は付き合えるなんて言ってないよ?」平然と答えるレン。

そう言われて、「そんなの聞いてない!!その服も、その時計も私が買ってあげた!!お小遣いだってあげたじゃない!」女性が大きな声でそう反論すると、

「この女!?この女がレンをたぶらかしたの??」とアンナさんの方に向き合うと、

「いや・・」と動揺するレンの前で、「私のレンを返してよ!レンは私だけのもの!」と掴みかかろうとし、「ちょっ。止め・・」レンの声を遮って、「私のこと好きって!私のこと一番だって!」と言う女性に、「やめろよ!!」と声を荒げるレン。

すると、「なにそんな女庇ってるの!?レンは私だけだよね?そう言ってくれてたでしょ!?」無表情でそう呟く女性に、「ちょっ・・ちょっと話そう」とレンが言うも、「その女さえいなくなればいいんだよね?いなくなったら私のところに戻ってくるでしょ?」と言う女性は、

「話す必要ない!私かその女か今すぐ選べ!!」そう言ってカバンを握りしめると、「早くしろ!!」そう言ってレンに向けてカバンを振り回しました。

「わぁぁああああああ!!」周りの人達に連れて行かれた女性を見つめながら、「レン、とりあえず、彼女連れて離れて」アツシくんがそう言うと、「あ・・ありがとう」そう言ってレンはその場を離れました。

レンさんが別れた時の話をアツシさんが始めました。「私が彼女じゃなかったの??」そう言って詰め寄る女性。服も時計も買い、お小遣いまであげていたと言い、「この女がレンをたぶらかしたの??」とアンナさんにも詰め寄り、引き止めるレンさんに「私かその女か今すぐ選べ」とカバンを振り回す始末。サークルのみんなが女性を抑え、アツシさんのおかげでなんとか逃げることができたレンさん、これも全て自分の蒔いた種ですよね。因果応報!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母

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