[19]クズ男に恋した私|「付き合えないって言われてるでしょ?」曖昧な関係をズバリ指摘されて動揺

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前回のお話

引っ込み思案で人見知りな大学生だったミカさんは、インカレサークルで出会ったコミュ力が高くみんなに優しいレンさんに恋をし彼女同然の関係になったものの、レンさんからは「好きだけど付き合えない」と言われ続け曖昧な関係のまま数年が経過。その後、大学を卒業して就職したミカさんと留年して退学したレンさんはすれ違いが多くなり、レンさんからの連絡が減っていき不安と寂しさを募らせながらもレンさんの「就職して一人前になったら付き合ってくださいって言う」というレンさんの言葉を信じていました。レンさんからは数週間に一度くらいの頻度で連絡が来て会うものの、ミカさんが就活のためのスーツを買ってあげたりご飯をご馳走してあげるとすぐに帰ってしまうレンさん。レンさんからの連絡もなく、ミカさんがメッセージを送っても既読にもならないまま1ヶ月ほどが経ったある日、ミカさんはレンさんがよく行くバスケの集まりに行ってみることにしました。体育館の外でレンさんの友達のアツシさんに声をかけられたミカさんはレンさんに会いに来たことを話すと、アツシさんから「レンは今お金持ちの女の子といい感じで付き合うんじゃないかな」と信じられない話を聞きます。自分のことを好きだと言っていたレンさんが他の女の子といい感じだと聞いたミカさんはショックを受けます。

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彼の友達に曖昧な関係を言い当てられて動揺

連絡すると言っておきながら連絡をくれず、私からの連絡もこの1ヶ月未読のままだったレン。アツシくんからレンにいい感じの女の子がいると聞いた私は大きなショックを受けました。

「・・帰ります」私はアツシくんにそう返すのが精一杯でした。

体育館をあとにして一人でとぼとぼと歩いていると、後ろから「みかちゃん!!」とアツシくんが追いかけてきました。

アツシくんは「送ってくわ」と心配そうに言ってくれましたが、私は「・・大丈夫です」と断りました。

「でも・・見てられないわ。その顔」と食い下がるアツシくん。涙を必死に堪えていた私は何も言い返せませんでした。

すると、アツシくんは少しためらってから「ミカちゃんはレンとは付き合えないよ・・」と静かに言いました。「どうしてですか!!!」私はついむきになって言い返しました。

さらに、「好きだ~とか一番だよ~とか言われてるけど、付き合えないって言われてるでしょ?」とアツシくんにはっきり言われた私は「え・・」と動揺しました。

自分のことを好きだと言っていたレンさんが他の女の子と付き合いそうだとアツシさんから聞いたミカさんはショックを受け帰ろうとすると、ミカさんを心配したアツシさんが追いかけてきました。アツシさんは、泣きそうになっているミカさんに「ミカちゃんはレンとは付き合えないよ」ときっぱり断言。ミカさんが「どうしてですか」と聞き返すと、アツシさんは「好きだとか一番だよとか言われてるけど、付き合えないって言われてるでしょ?」とミカさんとレンさんの曖昧な関係をずばっと言い当てました。
ミカさんはレンさんと付き合えないと断言するアツシさん。ミカさんよりもレンさんのことをよく分かっていそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母

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